大坂なおみ選手 サーシャ・バイン氏とのコーチ関係解消を発表!!

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女子テニス世界ランキング1位で、全米オープン・全豪オープンを制した大坂なおみ選手。ここまで一緒に駆け上がってきたサーシャ・バイン氏とのコーチ関係を解消すると本日発表しました。突然の発表に驚くばかり。いったい何があったのでしょうか?

 

大坂なおみ選手 サーシャ・バイン氏とのコーチ関係解消を発表!!

 

Twitterでの発表内容

 

英語で綴っていますが、訳すと

「みなさん、私はこの先もうサーシャとは一緒に仕事をしません。彼には感謝とともに、将来がベストであることを祈っています」

といった内容になります。特に詳しい事情などは書かれておらず、シンプルにこれだけです。ちょっとこれだけだと分からないですよね。傍から見ると大坂選手はサーシャコーチと組んだことによって急成長しました。結果を見ればそれは明らかですよね。全米オープン・全豪オープンと続けて制覇し、この後も期待している人がほとんどでしょう。

画面を通して観ていても、2人は選手とコーチとして本当にいい関係に見えました。それが突然のコーチ関係解消ですからね。正直驚いている人がほとんどだと思います。サーシャ・バイン氏はこの件に対してどのようにコメントしているのかも気になりました。

 

サーシャ・バイン氏の返信

 

大坂選手のツイートに対し、サーシャ氏がこのように述べています。こちらも英語ですが、簡単に訳すと以下のようになります。

ありがとう、なおみ。今後も今まで通りベストを尽くして欲しい。私をチームに加えてくれてありがとう。

といった感じでしょうか。サーシャ氏も特に理由など述べていません。見ていてなんか切なくなりました。

 

解消の原因

 

今回のコーチ関係解消については、大坂選手から申し出たそうです。つまり大坂選手にとって、サーシャ氏から学ぶものはもうなくなったということでしょう。たしかにこの約1年の間に大坂選手は急成長しました。特にメンタル面で。これはサーシャ氏のおかげでしょう。ただそれでもやはり感情の波はありますし、抑えられない時もありました。試合中にサーシャ氏が大坂選手の元へ近づき、優しく声を掛けていたシーンが思い浮かびます。今後はそうなった時、サーシャ氏はいません。私は勝手に心配してしまいますが、大坂選手はもう大丈夫だと思ったからの解消なのでしょう。

大坂選手としては、「課題だったメンタルの部分では大きく成長できた。今後、将来を見据えたときに、技術的な課題であるネットプレー、第2サーブの改良など、ステップアップをしたい」ということらしいです。まぁ当然と言えば当然ですよね。これからは同じことをやっていたら勝てません。常にレベルアップを求められます。その為に必要なのはサーシャ氏ではなく別のコーチだということです。

サーシャ氏からしてみれば、選手に不要と言われれば仕方ありません。コーチという仕事はビジネスですからね。サーシャ氏もプロのコーチなので、その辺りのことはよく分かっているでしょう。特にメンタル面で優れている方なので、感情的になることもなく今回のように綺麗に去るのでしょう。

とはいうものの、実際には今年に入って大坂選手とバイン氏との関係は良くなかったという記事もあります。今年の全豪オープンでは、バイン氏との練習時間が15~20分ほどと短かったそうです。準決勝の事前練習では、約10分で終了。ちょっと信じられませんが、そういう状況だったようです。しかも練習後に毎回行われていたバイン氏のアドバイスも振り切ろうとしたことがあったとのこと。さらには予約したコートに現れずに、大坂選手が違う場所で練習していたこともあったそう。こういう話を聞くと、技術的な面だけでなくお互いに合わない部分もあったのかなと思います。

 

まとめ

 

今回の大坂選手の決断は非常に大きなものだと思います。結果として、現状とても上手くいっている環境を自ら手放し、新しい環境で世界ランク1位としてライバルたちを迎え撃つことになるのですから。

当然ライバルたちは大坂選手を徹底的に研究し倒しに来ます。それを跳ねのけるのはかなり大変なことです。2020年の東京オリンピックまであと少し。それまでに良い環境を整えて活躍して欲しいですね。また、サーシャ氏もあちこちから引っ張りだこだと思います。きっと大坂選手のライバルを育ててくるでしょう。私はサーシャ氏の人柄がとても好きですし、憧れます。ぜひサーシャ氏もコーチとして活躍して欲しいですね。大坂選手、サーシャコーチともに別々ではありますが活躍する姿を見ていたいです。

サーシャコーチ、どうもありがとうございました。

 

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