日本競泳女子の池江璃花子選手 白血病を告白

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本日衝撃的なニュースが入ってきました。日本競泳女子の池江璃花子選手が、自身のツイッターで白血病であることを発表しました。池江選手はつい先日体調不良のため、合宿先のオーストラリアから帰国。その矢先の報告でした。詳しい情報を見てみましょう。

 

日本競泳女子の池江璃花子選手 白血病を告白

 

池江選手のTwitter内容

 

このような内容が本日2月12日14時前後にツイートされました。当然と言えば当然ですが、本人は相当なショックを受けているはずです。まだ18歳ですし、東京オリンピックに向けてここまで快進撃を続けてきていただけにショックも大きいと思います。

このツイートを受けて、俳優の渡辺謙さんが池江さんにエールを送っていました。渡辺さん自身も1989年に初主演となる映画「天と地と」の撮影中に白血病を発症し降板しました。その後約1年の闘病生活を経て復帰。しかし1994年に再び白血病が再発するも、再治療を経て翌年に見事復帰した経験を持ちます。経験した人でなければ分からない心境だと思います。

 

池江璃花子選手の持つ日本記録 ※2019年2月12日現在

 

種目 記録 樹立した日
50m自由形 23秒95 2017年12月21日
100m自由形 51秒62 2018年1月14日
200m自由形 1分52秒64 2018年1月13日
50mバタフライ 24秒71 2018年1月13日
100mバタフライ 55秒64 2017年12月21日
100m個人メドレー 57秒75 2017年11月15日
200m個人メドレー 2分05秒41 2018年1月14日
4×200mフリーリレー
(800mフリーリレー)
7分41秒97 2016年12月10日
4×100mメドレーリレー
(400mメドレーリレー)
3分50秒28 2016年12月11日
4×50m混合フリーリレー
(200m混合フリーリレー)
1分30秒95 2016年12月7日
4×50m混合メドレーリレー
(200m混合メドレーリレー)
1分38秒45 2016年12月8日

 

こうやって見てみるといかに凄いか分かります。個人だけで7個の記録。リオオリンピックでは7種目に出場。1種目出場するのだって大変なことなのに、7種目ですからね。

そして2018年8月アジア競技大会ジャカルタに出場。50m、100m自由形、50m、100mバタフライ、400mフリーリレー、400mメドレーリレーの6種目で優勝。日本人初となるアジア競技大会6冠を達成し、大会MVPに輝きました。

 

まとめ

 

白血病ですが、今は治らない病気ではありません。今から30年ほど前、私の親友は白血病にかかりその後5年間の闘病の末他界しました。彼は私の恩人であり目標でした。もし今の医学であれば、彼の命は救えたかもしれません。

池江さんは今はかなりショックで混乱していると思います。すぐには気持ちの整理は付かないと思います。しかしどこかで気持ちを切り替えて、今の医学を信じ、そして治療にあたって欲しいと思います。数々の困難を乗り越え、数々の記録を塗り替えてきた池江さんならきっと白血病を克服できると思います。その上で競技に戻り、東京オリンピックで池江さんの姿が観ることができたらいいなと思います。

もし仮に東京オリンピックに間に合わなかったとしても、次のオリンピックがあります。他の大会だってあります。東京オリンピックが全てではありません。私たちは池江さんが泳ぐ姿を応援します。それはオリンピックじゃなくてもいいんです。どんな大会でも構わないんです。だから焦らずゆっくりと、まずは白血病の治療に専念して欲しいと思います。

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