B’z 歌詞 10thシングル タイトル曲 「BLOWIN’」

B'z シングル 1st beat 歌詞 まとめ

B’zとして1つの区切りとなる10枚目のシングル「BLOWIN’」は、初動で58.7万枚を売り上げました。そして累計売上はなんと170万枚を突破!! オリコン集計では3作目ですが、日本レコード協会からはなんと初のミリオンセラー認定を受けた記念すべきシングルです。今回は「BLOWIN’」について見ていきます。

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B’z 歌詞 10thシングル タイトル曲 「BLOWIN’」

 

発売日

 

1992年5月27日

 

カップリング

 

TIME  [4:56]

 

歌詞

 

BLOWIN’ [3:53]

作詞:稲葉浩志 

歌詞は日本音楽著作権協会(JASRAC) の関係上、直接掲載することが出来ません。日本音楽著作権協会(JASRAC) から許可をされているアメーバブログの方に掲載しています。コチラを参考にしてください♪

 

まとめ

 
 
この曲「BLOWIN’」は、カルビーのポテトチップスCMソングで流れていたのを覚えています。イントロが特徴的な曲で、B’zの楽曲の中でもカッコいい部類の曲です。LIVEでこのイントロが流れるとみんな一斉にノリノリになりますからね。カラオケで歌うと盛り上がる曲でもあり、見せ場はなんと言っても「風を受けて立ち上がろうとする~」の部分です。ここを稲葉さんになり切って歌いきるのが気持ちいいんです(^_^)
 
タイトルの「BLOWIN’」は「BLOWING」の略です。「BLOW」の現在進行形なんですが、「BLOW」のそもそもの意味は「風が吹く」という意味です。「Blowin’ in the wind」は「風に吹かれて」と訳されます。ではこの曲は「風」について歌っているの?と思いますが、全然違います(たぶん)。「風」というフレーズを使って全く違うことを表現をしているんだと勝手に解釈しています。
 
と言っても稲葉さんに聞いた訳でもないんですけどね。あくまで個人的な捉え方です。実際、歌詞の中でいまだに意味が分かりかねる部分はあります。
 
「WE’RE DANCIN’ IN THE RESERVATION」
 
この部分だけは上手い訳し方がいまだに分かりません。分かる方がいたら教えて下さい<(_ _)>
 
 
【2020/5/25追記】
うにさまよりコメントにご意見をいただき、スッキリしたので追記させていただきます。
 
そもそも「reservation」ですが、私には「予約」という意味しか頭にありませんでした。しかしうにさまのご指摘の通り、「心配」や「疑念」という意味がありました。これならスッキリですね。うにさまのコメントの通り、
 
不安の中でも踊り続ける
 
と訳せばピッタリです。
 
 
とりあえずこの部分は放っておくとして、全体的に見ると人の挑戦する姿・心情、もっと分かりやすく言えば「人の生き方」について書いているような印象です。先ほど「Blowin’ in the wind」は「風に吹かれて」と訳しました。「風」を「世間の逆風」と捉えれば、「世間の逆風に向かって」という意味に取れます。生きていればそういう逆風にさらされる事は多々ありますからね。
 
冒頭の部分では「シャドウボクシング」という単語が出てきますが、最初の部分ではボクシングを引き合いに出しています。時代的には辰吉丈一郎選手や薬師寺保栄選手をイメージしてしまいます。ボクサーは試合で勝つためにとても厳しい練習や減量をします。練習中に不安になることもあるけど、一心不乱に練習をする事によってその不安を乗り越えます。そして自分がやってきた事を信じて出し切ることができれば、仮にその試合に負けても何にも後悔はない。また練習して次こそ勝てばいいんですから。
 
しかし、戦うこと自体が怖くなってしまう、そんな日がいつか来ることに怯えていると言っています。リングに上がる以前に、戦うことが怖くなってしまう。自信と不安が入り混じった不安定な感情。人の心はそんなに強いものじゃない。けれどそんな不安定な感情を抱えながらも、がむしゃらに前に進もうとする気持ちは忘れないで欲しいと言っているような気がします。
 
冒頭ではボクシングに例えていますが、次は日常生活を綴っています。中盤の歌詞の中で、マンネリ化することを「麻痺状態」という表現を使っている部分があります。そんな状態に陥らないように、
 
しびれるような眼差しをずっと忘れないで
 
と言っているのでしょう。先ほども書きましたが、
 
風を受けて立ち上がろうとする
君は美しい
かたちのない答えを探して
終わらない旅をする
 
 
の部分は、これらを端的にまとめた部分だと思います。毎日同じ生活の繰り返しで何も行動を起こさないようではダメ。どんなツラい境遇になっても、何度傷付いても立ち上がり必死に前に進もうとする。その先に何があるのかなんて全く分からないのに、それでも手探りで必死に生きようとするその姿。それこそが人生で、そういう姿こそ美しいんだと稲葉さんは言っているんじゃないでしょうか。ぜひいつか稲葉さん自身にこの歌詞の意図を聞いてみたいものです。
 
 

YouTube

 
 
歌詞を踏まえた上でB’zのオフィシャルYouTubeで少しだけ「BLOWIN’」を聴いてみましょう♪
 

 
 

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コメント

  1. うに より:

    はじめまして

    We’re dancin’ in the reservation

    この部分のreservationというのは予約、保留という意味ですが、言葉を変えると「確定していない未来、不安定な未来」ともとれます(予約はキャンセルすることも出来るので)
    またreservationには(口には出せない)心配、疑念という意味もあります
    この事からreservationの部分は”不安””疑い”と和訳する事も出来ます

    We’re dancin’ in the reservation
    (不安の中でも踊り続ける)

    こう訳せば、前後の歌詞の部分ともしっくり合うと思いますよ

    • 51 より:

      うにさま

      コメントありがとうございます。
      「reservation」に他の意味があるとは思わずに調べもしませんでした(;^ω^)
      完全な自意識過剰という感じで恥ずかしい限りです。。。

      うにさまの教えていただいたおかげで「心配」や「疑念」という意味があるという事が分かり、スッキリです。
      大好きな曲なのにどうしても意味不明だと思っていたので、本当に助かりました。
      ありがとうございます‼

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