B’z 歌詞 14thシングル タイトル曲 「Don’t Leave Me」

B'z シングル 1st beat 歌詞 まとめ

B’zの通算14枚目のシングル「Don’t Leave Me」は、7thアルバム「The 7th Blues」からの先行シングルです。「Don’t Leave Me」が発売された1994年は、ちょうどB’zの「暗黒の時代」と呼ばれていた時期です。私個人としては、この暗黒の時代の楽曲はかなり好きです。そんな暗黒の時代にリリースされた「Don’t Leave Me」を今回は見ていきましょう。

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B’z 歌詞 14thシングル タイトル曲 「Don’t Leave Me」

 

発売日

 

1994年2月9日

 

カップリング

 

Mannequin Village  [3:42]

 

歌詞

 

Don’t Leave Me [4:23]

作詞:稲葉浩志 

歌詞は日本音楽著作権協会(JASRAC) の関係上、直接掲載することが出来ません。日本音楽著作権協会(JASRAC) から許可をされているアメーバブログの方に掲載しています。コチラを参考にしてください♪

 

まとめ

 
 
「Don’t Leave Me」は直訳すれば「置いて行かないでくれ」といった感じでしょうか。浮気性の男性の後悔の曲だと思っています。付き合っている彼女がいるけどついつい他の女性に目がいき、彼女と別れてその女性と付き合おうとする。その時の感情を以下のように表現しています。
 
惜しくない 君を失っても
本気で思った
いい気分で坂を転がり
 
欲にまかして 生きてゆくのは意外と
簡単な GAME OF LOVE
コインひとつで片がつくなら Yeah
 
 
 
浮気性な人間とは勝手なもので、相手のことを考えられずに簡単に己の欲望に負けてしまうんですよね。素晴らしい彼女がいるのに、つい目の前に好みの女性がいるとそちらに行ってしまう。長い間一緒に過ごしてきた彼女の良さを忘れ、大して知らない新しい女性を選んでしまう。
 
浮気性な人間は、常に新しい人と付き合いたいって思う傾向が強いんでしょう。この主人公はまさにそのパターンです。それでうまくいくパターンもあるでしょうが、今回はそうはならなかったようです。
 

DON’T LEAVE ME だれもいない
僕を許してくれるのは 君以外に
IT’S TOO LATE 届くわけない
どんなに優しさあふれる 言葉も宙に消える

 

結局彼女の元へ戻りたくなります。なぜ彼女の元へ戻りたくなるのか?それは皮肉にも彼が別の女性と過ごすことによって、彼女の良さを痛感するからです。彼にとって彼女が一番の理解者であり、一番大切な人だということを浮気をした後に気付くわけです。

おそらく何度も浮気を繰り返してきたのでしょう。そして彼女は彼のそんな浮気性な部分も理解し、何度も許してくれていたのだと思います。しかし彼女のそんな寛大な気持ちもいつまでも続くわけではなかったんです。愛想をつかした彼女は、彼の浮気を許さずに彼の元を去ってしまったのでしょう。

中盤からは彼の後悔を綴っています。その中でも、良いフレーズだなぁ~と思う箇所がいくつかあります。まずはこのフレーズ。

 

思い出はいつも 綺麗な花びらみたい

 

思い出を何に例えるかと考えた時に、稲葉さんは花びらだったんですね。言われてみればピッタリだと思いますが、答えがない状態で「思い出をモノに例えるなら何?」って聞かれたらちょっと出てこないと思います。

ポイントは「綺麗な」花びらというところでしょうね。花びらは普通綺麗なイメージがありますが、あえて「綺麗な」と付けたところがポイントです。これは未練のある恋人との思い出を振り返ると、ケンカとか悪い思い出じゃなく、なぜか楽しかった思い出ばかりが浮かんでくるからじゃないでしょうか?良い時の思い出ばっかり浮かんでくるんですよね。だから稲葉さんはあえて「花びら」ではなく「綺麗な花びら」と表現したんじゃないでしょうか。

そして次はこのフレーズです。

 

信じられない こんなに胸が痛いのに いつか忘れるなんて

 

恋愛をしていればほとんどの人が別れを経験していると思います。別れの瞬間って色々な別れ方がありますが、だいたい悲しいことが多いと思います。特に、別れたくないのに別れた場合は本当に悲しいものです。ついさっきまで当たり前のように一緒にいた相手がもういないというのはとても悲しい気持ちになります。2人で一緒に歩きながら見ていた風景も、1人だと急に色褪せたように見えます。

よく失恋した時に「心にぽっかりと穴が開いたような気分」と言いますが、まさにそれです。何をするにしても相手のことを思い出してしまう。もういないと分かっているのに、ついつい相手のことを考えてしまう。本当に胸が苦しい日々が続きます。でも経験上、時間が経つにつれてその痛みが薄れていくのを知っています。

「どんな言葉より、時間が傷を癒してくれる」

と言いますが、まさにその通りです。この歌詞では、こんなにツラいのにいつかこの悲しみも忘れてしまうなんて信じられないと言っています。つまりそれほど好きだったということを表現しているんですね。ストレートに「愛していたのに」というようなフレーズではなく、絶妙な婉曲的表現をすることによってより心に響くようになっています。素晴らしいとしか言いようがないです。

そして最後のフレーズです。

 

君の代わりは 身を切り血を流しても 癒せないPAIN

 

失って気付いた彼女の大切さを綴ったフレーズです。自業自得ながら、彼女を失ったという傷はどんなことをしても癒せないということを言っています。

 

 「Don’t Leave Me」は人間って愚かだなとふと思い出させてくれます。いつも身近に大切な人がいるのに、身近にいるからこそその価値に気付かない。実際自分の元から去って、初めてその大切さを痛感する。これってあるあるじゃないでしょうか?人間は後悔の生き物だと思っていますが、特に恋愛においてはそう思います。

もし今恋人がいるのに他の異性に目移りしている時、この 「Don’t Leave Me」を聴くといいかもしれません(*^_^*)

 

YouTube

 
 
歌詞を踏まえた上でB’zのオフィシャルYouTubeで少しだけ「Don’t Leave Me」を聴いてみましょう♪

 

 

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