B’zの9枚目のシングルとなる「ALONE」は、5thアルバム「IN THE LIFE」からの先行シングルです。また、このシングルからそれまでのB’zのロゴマークが新しく変わりました。前作「LADY NAVIGATION」に続いて、2週連続1位を獲得。オリコンの集計ではミリオンセラーも達成したシングルになります。
B’z 歌詞 9thシングル タイトル曲 「ALONE」
発売日
1991年10月30日
カップリング
GO-GO-GIRLS [3:48]
歌詞
ALONE [6:03]
作詞:稲葉浩志
歌詞は日本音楽著作権協会(JASRAC) の関係上、直接掲載することが出来ません。日本音楽著作権協会(JASRAC) から許可をされているアメーバブログの方に掲載しています。コチラを参考にしてください♪
まとめ
ALONEは高校生の修学旅行の時に発売されて、修学旅行中はひたすらリピートで聴いていた記憶があります。B’zの曲はそれまでバラードが少なかったのですが、その中でALONEは衝撃的に素敵なバラードでした。内容的には別れた後の心情を歌っているので、どちらかというと悲しい曲です。
You’re gone いつまでも 歌い続ける声は
どこまで届くだろう 今 君に 逢いたい
このフレーズからの個人的な解釈ですが、女性にフラれたものの、まだその女性のことを忘れられない男性の気持ちを歌っていると思っています。
この曲を作るにあたっては、B’zのお二人もかなり力を入れて作ったということを言っています。
この曲について松本は「ロックバンドにありそうなメジャーなバラードを意識して作った。」稲葉も「自分がやってみたかったタイプの曲だった。」と述べている。また、作曲は「B’z LIVE-GYM’90〜91 “RISKY”」の移動中に少しずつコードを考え、かなりの時間と労力を費やした力作だったとコメントしている。イントロで初めてオーケストラ・ヒットを使用されている。シングル曲では「愛しい人よGood Night…」(6分13秒)に次いで演奏時間が長いが、5thアルバム『IN THE LIFE』とバラードベストアルバム『The Ballads 〜Love & B’z〜』ではラストのコーラスが最初に入って始まるバージョンが収録され、そちらは「愛しい人よGood Night…」よりも長い(6分20秒)。ちなみに、松本は5thアルバム『IN THE LIFE』収録曲の「もう一度キスしたかった」をシングルにしたかったらしいが、スタッフの判断でこちらがシングルとなった(松本によると「先にタイアップが決まっていたため」)。B’zの代表バラードの1曲であるが、20周年ライブのリクエスト投票でも5位と高順位にも関わらず、トップ10の楽曲で唯一演奏されなかった。引用:Wikipedia
ちなみにALONEは、関西テレビ・フジテレビ系ドラマ「ホテルウーマン」の主題歌だったそうです。ALONEですが、私は英語の歌詞の部分が大好きで、授業中などよくノートに筆記体で殴り書きしていました。
I was born to fall in love
You know, we’re all alone
Hold your dreams it never ends
Naked eyes in the sky…
You know, we’re all alone
Hold your dreams it never ends
Naked eyes in the sky…
最後の「Naked eyes in the sky…」だけはなんとなくでしか理解できなかったのですが、その前の部分が大好きです。当時の私はまだ高校生で、恋愛に対して敏感な時期だったので特に響いたのかもしれません。そんな私にとっては最初の3行、訳してみると
私は恋するために生まれてきた
私たちはみんな孤独だってことは知っている
決して終わらない夢を持とう
こんな感じですが、本当にかっこよく聴こえました。また、
Alone 僕らはそれぞれの花を
抱いて生まれた 巡り逢うために
抱いて生まれた 巡り逢うために
こういうフレーズもカッコいいです。ただ歌詞だけを見ているとキザっぽいんですが、音楽にのせるとしっくりとくるんですよね。
枯れることを知らない 涙の色は今でも
夢を語った あの頃と同じ
夢を語った あの頃と同じ
このフレーズでは、別れる前と今とでは色々と変わってしまったのに、「涙の色」だけは変わらないという言い回しです。「枯れる」というのは「枯れない」ものとの比較で使っており、いくつかの意味を持っていると思います。まずは「枯れない」のは、このフレーズ通り、涙はどれだけ流しても枯れないという意味です。この表現から分かるのは、この主人公は別れてからかなりの涙を流したのだろうということです。その悲しみの深さを表しています。同時に彼女のことがまだ好きなので、彼女に対する気持ちも枯れていないという意味だと思います。
対照的に「枯れる」とはどんなもので、どういう意味を持つのか。
先ほど触れた「それぞれの花を 抱いて生まれた」の「花」。花は枯れるものです。ここでは別れたことをその花が「枯れる」という表現で表しているのだと思います。
また、ALONEが発売されたのは10月末。夏から秋、秋から冬へと変わっていく中で、木々の葉も枯れていく季節です。自分の彼女に対する気持ちは変わらないのに、季節は変わっていく。季節の移り変わりを表しているとも思えます。
そうやって枯れていくものが多い世界で、涙だけはいくら流しても枯れない。そしてその涙はいつでも同じ色。季節が変われば花や木々の色は変わるし、人の気持ちも変わる。だけど涙の色だけはずっと変わらない。だから涙を見ると2人が一緒だった頃を思い出す。あの頃と同じ色だから。
そういう色々な意味が込められているんじゃないかと当時勝手に推察していました。高校生だったのでこういうのを考えるのが好きだったんでしょうね。時間もありましたし。
B’z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-で演奏されて感動しましたが、この時期になると思い出す、大好きな曲の1つです。
YouTube
歌詞を踏まえた上でB’zのオフィシャルYouTubeで少しだけ「ALONE」を聴いてみましょう♪この時期にピッタリの曲だと思います。切ないですけど。。。
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