B’z 歌詞 12thシングル タイトル曲 「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」

B'z シングル 1st beat 歌詞 まとめ

B’zの12枚目のシングルは、シングルで初めての横向きデザインのジャケットとなった「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」。B’z史上最大の売上枚数を記録した記念すべき楽曲です。しかもB’zの出した楽曲の中で最も曲名が長い!! 今回は歌詞と共に、なぜこんなに曲名が長くなったのかなどを見ていきましょう。

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B’z 歌詞 12thシングル タイトル曲 「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」

 

発売日

 

1993年3月17日

 

カップリング

 

JOY 

 

歌詞

 

愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない [3:56]

作詞:稲葉浩志 

歌詞は日本音楽著作権協会(JASRAC) の関係上、直接掲載することが出来ません。日本音楽著作権協会(JASRAC) から許可をされているアメーバブログの方に掲載しています。コチラを参考にしてください♪

 

まとめ

 
「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」ですが、B’zとしては最大のヒット曲です。最近はCDが売れない時代になっていますから、今後もシングルCDセールスとしては「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」が1位のままのような気がします。では何枚売れたかというと、2003年の再発盤との合算で、なんと
 
202.1万枚
 
というダブルミリオンを達成しています。B’zならもっとダブルミリオンを達成していそうですが、シングルではこの「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」が唯一のダブルミリオンとなっています。いかにダブルミリオンが難しいかということですね。
当時のオリコン週間シングルチャートでは4週連続1位を獲得し、1993年度オリコン年間チャートでもシングル曲としては自身最高となる2位を記録したB’zのお二人にとっても記念すべきシングルとなっています。
 
「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」と言えば、何より気になるのはこの曲名の長さです。私の知る限りではB’zの楽曲の中で最長だと思います。なんでこんなに長くなったのかという点について、稲葉さんは以下のように語っています。
 
当初の表記は「愛のままにわがままに」だけだった。だが、周りの「もっとインパクトが欲しい」とのリクエストでこのようになった。
 
引用:Wikipedia
 
 
単純にインパクトをつける為だったんですね。今となっては普通にこの曲名になじんでいますが、最初聞いた時は「??」という感じでした。違和感の方が大きかった記憶があります。一番困ったのは、この頃まだカセットテープやMDがあった頃で、CDからそれぞれにダビングした際に私は曲名を書いていました。その時この「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」だけは長すぎて書ききれないんですよね。「なんでこんな長いタイトルにしたんだよっ!!」と腹が立ったことを思い出しました(;^ω^)
 
さて、「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」ですが、B’zシングル史上最大のヒット曲にも関わらずライブでは滅多に演奏されていませんでした。Wikipediaによると1994年から2003年までの9年間は一切演奏されなかったそうです。最大のヒット曲なのにですよ⁉ ツアーの度にファンは期待したでしょうね、今回はセットリスト(セトリ)に入ってる??って。ちなみに私はファンにも関わらず全然気になってなかったです。単純にどんな曲でもまだ当時は楽しめていたからですね。
それにしてもなんでツアーで演奏しないの?って思いますよね。一番売れた曲なら毎回演奏しても良さそうなものなのに。演奏しない理由についてですが、
 
「ライブ映えしない」「(当時のライブで)思ったほど客のリアクションがなかった」などとコメントしていており、「B’z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS-」ツアーのパンフレット内でのインタビューでも、稲葉は「(ライブでは)ノリにくい曲」と評した。
 
引用:Wikipedia
 
 
とのことでした。そんな事全然ないのにって思いません??LIVEで演奏されたら私は大喜びですよ、本当に。最近ではB’z LIVE-GYM 2010 “Ain’t No Magic” at TOKYO DOME」で演奏されましたが、めっちゃ嬉しかったです。イントロ聴いただけで鳥肌立ちました。この辺りはアーティストとオーディエンスとの認識の違いでしょうね。
 
さて、肝心の歌詞ですが、この曲は思いっきり愛を歌っています。読んだまんまですよね。この曲の中で私が断トツ好きな部分があります。それが
 

そう信じる者しか救わない せこい神様 拝むよりは

 
 
の部分です。私もそうですが、ピンチの時やいざという時になぜか日本人って「神様仏様、お願いだから助けて下さい」とか心の中で呟いたり実際に声に出したりして、神様や仏様に助けを求めません?私はもう数えきれないほど助けを求めたことがあります。通勤電車の中で猛烈な便意に襲われた時とか、抽選会やビンゴ大会でリーチがかかった時とか。でもほとんどその願いは通じないんですよね。
 
結局途中下車してトイレに駆け込んだり、リーチがかかっても最後までビンゴしなかったり。そういう時に神様や仏様なんぞいやしないんだなって痛感したものです。まぁ今となっては私は神様や仏様を全く信じていないんですけどね。だって、神様や仏様ってお金がかかるじゃないですか、色々。その事自体に矛盾を感じる訳ですよ。
 
私が信じなくなったきっかけは10年ほど前の事件です。私が当時お付き合いしていた彼女のお母様が亡くなりました。お母様は元々茨城県のお寺さんの家系だったのですが、お父様のご実家の亀有の方へ嫁いできました。お父様のご実家は葛飾区にあり、亀有のお寺さんにお墓がありました。お父様のご先祖さまたちはそこそこの名士だったようで、代々お寺さんに多額のお布施などをしていたそうです。
 
もう少し家族の状況を説明しておくと、お父様は50代の時に事故に遭ってから半身不随の状態で、当時は認知症がひどくほとんど何も覚えていない状態でした。徘徊もひどかった為、施設に入っていました。これが高いんです。2週間で15万円とか。私の給料のほとんどがこの費用で消えていました。
また、彼女は重度のうつ病で仕事も出来ず、障害者手帳(精神障害)をもらっていました。彼女の収入はなく、頼みの綱はお父様の年金のみ。自宅はあるものの、大正時代に建てられた家でかなり古いものでした。改装するにもお金がない状態。
 
お母様が亡くなった際、喪主は私の当時の彼女です。うつ病で動くことさえキツイ状態だったのですが、自分がやらなければいけないという責任感から色々な手配をしていました。その中の1つが、戒名です。お母様はお父様と同じお墓に入りたいという希望があったらしく、亀有のお寺さんへ相談する必要がありました。お寺へ行ってお母様が亡くなった旨を伝え、戒名をいただこうと相談しました。すると請求された金額が
 
1,000万円
 
でした。普通のサラリーマン家庭だって1,000万円は大金です。それを年金しか収入がない家庭に平気で言ってくるんですから驚きました。当然彼女にはそんな大金ありません。病気の彼女が弱々しく状況を説明し、「すいません、今働けていないのであまりお金がないんです」と絞り出すように謝った後に坊さんの口から出てきた金額がこれです。この様子を見ていた私は、あまりのことに口を出さずにはいられませんでした。「彼女の家はどこぞの金持ちじゃない。お父様は施設にいるし、彼女は病気で働けない。さっきそう説明したでしょ?今まで彼女のご先祖様はお宅に何千万もお布施してきたじゃないか。こんな時くらい安くしてくれてもいいんじゃないか?困った人に救いの手を差し伸べるのが教えじゃないのか?」と。これに対してなんて言ってきたか分かります?答えはこうでした。
 
1,000万払えないなら戒名は出せないし、お墓にも入れられない
 
信じられます?これを聞いた時、二度と神様仏様なんか信じないと決めました。散々お布施だの何だのもらってきておいて、この言い草。「宗教なんぞクソくらえ、このクソ坊主」って心の底から思った瞬間でした。戒名の値段なんて正直言い値です。戒名を決めるのがどれだけ大変かは正直分かりませんが、さすがに1,000万はぼったくりだと思います。「もういいから行こう」と言って、その日私は泣いている彼女を連れて帰りました。しばらくの間、私は怒りではらわたが煮えくり返っていました。
 
この件ですが、後日お母様のご実家に事情を説明したところ、ご実家のお寺さんが代わりに話をしてくれて結局10万円になりました。ご実家のお寺さんの方が亀有のお寺より位が高かったらしく、そのように落ち着いたみたいです。もしお母様のご実家がお寺さんじゃなかったらと思うとゾッとします。
 
かなり脱線しましたが、こういった経緯から私は神様や仏様を信じなくなりました。だからこそこの歌詞が非常にツボに入っています。拝むなんて本当に無駄だと思いますから。そんな時間あるなら自分で動いた方が全然マシです。稲葉さんがどういう経緯でこの歌詞を書いたのか分かりませんが、「マジ、それ!!」と思いました。静かなイントロから急に激しい音と共にスピードが変わる曲の入りといい、本当にカッコいい曲だと思います。
 
 

YouTube

 
 
歌詞を踏まえた上でB’zのオフィシャルYouTubeで少しだけ「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」を聴いてみましょう♪
 

 

 

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