B’zの3枚目のシングルとなる「LADY-GO-ROUND」は、3rdアルバム「BREAK THROUGH」と同時リリースでした。3枚目にして、シングル初の英語タイトル。そしてなんと、初めてオリコンにチャートインした記念すべきシングルでもあるんです。
B’z 歌詞 3rdシングル タイトル曲 「LADY-GO-ROUND」
発売日
1990年2月21日
カップリング
LOVE & CHAIN [4:54]
歌詞
LADY-GO-ROUND [4:25]
作詞:稲葉浩志
歌詞は日本音楽著作権協会(JASRAC) の関係上、直接掲載することが出来ません。日本音楽著作権協会(JASRAC) から許可をされているアメーバブログの方に掲載しています。コチラを参考にしてください♪
まとめ
この曲「LADY-GO-ROUND」と「TIME」は、当時高校生だった頃、好きだった女性に告白し続けた時(5回目の告白で付き合うことになりましたが、それまでは断られ続けました)と、別れそうになった時に聴いていました。「TIME」は過去を振り返って未練たらたらな感じですが、「LADY-GO-ROUND」はめっちゃ前向きな曲です。
他の人は分かりませんが私は恋愛に関して、この相反する両方の感情を持っています。相手との思い出を回想して離れがたい気持ちがある反面、次に進まないといけないという気持ちがあります。前者を歌うのが「TIME」、後者を歌うのが「LADY-GO-ROUND」だと思っています。稲葉さんはこの曲を書いた時、学生だった彼女と別れた時のことを書いたんでしょうかね(「卒業する夜にお別れなんて」というフレーズから連想してます)。
それにしてもこの曲の歌詞を書いたころの稲葉さんも若かったんで、きっと恥ずかしいと感じてるんじゃないでしょうか?私だったら振り返って赤面してしまうかもしれません。例えば、
溶けるような極上Kiss
火照る身体 いつも夢中だった
なんて、なかなか言えないですもん。若いからこそ書ける歌詞ってあると思います。それが30年も経って振り返れば恥ずかしいと思いますが、それでも当時の自分がそういう歌詞を書くような感性を持っていたという証拠にもなります。ファンとしてはとても面白いんですよね、今とのギャップや当時のバブリーな雰囲気が顕著に表れていて。
人間には唯一平等なものがあります。それは「時間」です。どんな金持ちでも貧乏でも、1日24時間は変わりません。ある程度時間が経てば、みんな老いていきます。だからこそ、若い頃を振り返って笑ったり嘆いたりできます。私たちも過去の思い出を振り返ったり、同窓会などで昔話で盛り上がったりします。私を含めB’zのファンは、過去のB’zの曲を聴くことによって、一緒に自分の過去を振り返ることができます。そういう時、こういったちょっと今では書かないようなフレーズがあると、思わずくすっと笑ってしまいます。そういう感覚が私は大好きです(笑)
また、この曲だけですが、百人一首のフレーズを稲葉さんは取り入れているんですよね。
こひしかるべき
神のまにまに
わがなみだかな
神のまにまに
わがなみだかな
稲葉さんは数学が得意だとは知っていますが、英語や百人一首まで幅広い知識を持っているなんて本当に凄いと尊敬してしまいます。
B’zの昔の曲の歌詞を見ていると、実に上手いこと言っているなと思う時が度々あります。この曲の中にもあります。それはこの部分です。
Lady-Go-Round女はめぐる 次はどんな人
(like) Merry-Go-Round
(like) Merry-Go-Round
「Lady-Go-Round」という英語はないのですが、見ての通り「Merry-Go-Round」からもじっている「稲葉English」です。ぐるぐる回るメリーゴーランドに女性を例えたものです。高校生の時、これを見てなるほどと勇気づけられたものです。確かに世の中腐るほど女性はいるし、目の前のこの人にこだわる必要もないんだなって。もしこの人と離れても、きっとまた新しい女性に出会えるんだって。そうやって彼女と別れる時に自分をなだめたものですが、実はこの曲、
やっぱり君がいい
って、結局は未練で終わってるんですよね。そこまでの歌詞では「別れてもなんとかなるさー」って思えてたのに、結局「未練あるんやないか。なんじゃーい!!」って感じです(笑)
まぁでもこの最後の部分だけは聞き流し、恋愛に前向きになれる曲として、B’zの名曲だと私は言いたいです☆
まぁでもこの最後の部分だけは聞き流し、恋愛に前向きになれる曲として、B’zの名曲だと私は言いたいです☆
YouTube
歌詞を踏まえた上でB’zのオフィシャルYouTubeで少しだけ「LADY-GO-ROUND」を聴いてみましょう♪
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