新語・流行語大賞 2018年 ノミネート語の意味②

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今年も発表になった「新語・流行語大賞」のノミネート語。2018年も色々な分野から選ばれた30語がノミネートされました。しかし中には全然意味が分からないワードもありました。全開は個人的に分からなかったワードについていくつかまとめてみました。今回は第二弾です。

「新語・流行語大賞 2018年のノミネート語発表!!」はこちら

「新語・流行語大賞 2018年 ノミネート語の意味①」はこちら

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新語・流行語大賞 2018年 ノミネート語の意味②

 

カメ止め

 

略されるとちょっと分かりませんが、これは「カメラを止めるな!」という映画の略語です。

 

カメラを止めるな!』(カメラをとめるな!)は2017年製作、公開の日本映画。監督&俳優養成スクール・ENBUゼミナールの《シネマプロジェクト》第7弾作品。2017年11月に先行公開。その後、国内及び海外の映画賞を数々受賞し、2018年6月に日本国内で凱旋上映を行った。監督・上田慎一郎にとっては初の劇場長編作品。略称は「カメ止め」。

引用:Wikipedia

 

ご覧のように、この映画はどこかの映画制作会社が作ったものではなく、なんとスクールの人たちが作ったというのが話題になりました。こう言っては失礼ですが、まだプロになる前のアマチュアが作成した映画が、プロたちの作品を大きく上回って大ヒットをするという異例の事態が起きた訳です。

これって本当に凄いことだと思います。プロじゃなくても、お金をそれほどかけなくても素晴らしい映画は発想力と演技力、創意工夫によって作ることができるということを具現化した作品です。池袋のシネマ・ロサに人がたくさんいて驚いたことがありますが、実はこの映画を放映していたんです。かなりの人気だったようで、Wikipediaにこのように書かれています。

 

公開当初は製作元のENBUゼミナールが配給を行っていたが、SNS上の口コミで評判が広がり、7月25日にアスミック・エースとの共同配給になることが発表された。8月以降、順次100館以上での上映拡大が行われている(全国累計上映館数は8月下旬時点で200館以上、さらに10月上旬時点では300館以上となっている)。

引用:Wikipedia

 

当初は6日間限定だったのが、SNSの効果などでまさかまさかの大人気。そしてその結果今に至っています。売上も予想だにしていない結果に。

・拡大上映が行われた直後の2018年8月7日時点で、すでに興行収入が1億7000万円を突破している。
・単独公開当初、観客動員数は5,000人を目標としていたが、同年8月31日時点で累計100万人、10月20日時点で累計200万人を突破した。
・同年9月2日までの累計興行収入は16億2879万円。
・同年9月16日までの累計興行収入は21億円。

引用:Wikipedia

 

300万円という映画業界で言えばあり得ない低予算で制作されたこの映画。まさかここまでヒットするとは誰も思わなかったでしょうね。それだけに争いも起きているようです。

 

本映画の着想の元となった舞台『GHOST IN THE BOX!』を公演した劇団PEACEの主宰を務めていた和田亮一が、本映画の著作権は自身と劇団側にあると告発した記事が、2018年8月21日発売の週刊誌「FLASH」に掲載された。和田は本映画の鑑賞当初は「全然別物になっていた」「あの頃作ってた作品がこんな感じで命を与えられてて、本当にうれしかった」と感想を綴っていたが、8月の拡大公開時より「原案」として舞台名がクレジットされていることについて、あくまで「原作」であると主張している

製作元のENBUゼミナールは映画公式サイト上で即日声明を出し、ストーリーは舞台と全く別物であり法的に著作権侵害が生じていることはない旨を発表し、監督・脚本の上田慎一郎も自身のツイッターで「舞台から着想を得た上で自身が脚本・監督・編集して作ったオリジナル作品だと思っている」と発言した上で、「和田や劇団側の主張にも耳を傾け、円満な解決を目指したい」と発言した。なお、上田は製作時の段階で舞台の作家側に快諾をもらった旨を綴っており、公開後も各種インタビューで舞台から着想を得たことを公言している

 

せっかくの良い作品も、こういうのが出てきてしまうのは残念ですね。お金というものはあってもなくても何かしら問題になるといういい例だと思います。人って欲深いですね。。。

 

筋肉は裏切らない

 

8月27日から4夜だけNHKで放送された5分番組「みんなで筋肉体操」から出てきたフレーズです。私も観ていましたが、NHKらしくなく、むしろフジテレビとかが企画しそうな番組です。

 

テレビを見ながら出演者と一緒に5分間の筋トレ。それで引き締まった理想的なボディを手に入れよう!という番組です。最新の理論を駆使した効率のいい筋トレメニューで、筋力と体力の向上をみんなで目指しましょう。

引用:NHKホームページより

 

 

 

なぜ筋トレをNHKが取り上げたのかは謎です。この番組の中の合言葉が、

筋肉は裏切らない

だったのです。しかもこの出演者のメンツが面白すぎです。俳優の武田真治(たけだ しんじ)さん、外国人庭師・村雨辰剛(むらさめ たつまさ)さん、弁護士の小林航太(こばやし こうた)さんの3人ですが、なぜに庭師や弁護士?と思いますよね。筋トレならもっと適任の人間がいるでしょうし。あえてこの人選をしたのが見事だったと思いますし、NHKがこれを許したのが一つの時代の変化なのかなと思いました。

 

グレイヘア

 

「白髪は老化の象徴」と思われていた時代があり、白髪を染める方がたくさんいました。しかし最近になって、白髪のままの方がカッコいいという風潮が出てきました。その白髪のことを「グレイヘア」と呼んでいます。モデルでタレントの結城アンナさんやファッションデザイナーの島田順子さん、元アナウンサーの近藤サトさんたちが有名です。

最近ではグレイヘアだけのヘアカタログなども発売されているようです。なぜこれだけ人気になったのかは分かりませんが、そもそも白髪染めって大変ですよね。お金も時間も手間もかかる。頭皮などに負担もかかる。もちろん髪の毛にだって負担がかかる。早い人では20代でも白髪が出てくる人もいます。それを染め続けるのって大変だと思うんですよね。そういう手間がなくなればいいのにって思っている人はたくさんいると思います。

ただ、白髪を染めずに人に老けて見られるのは嫌でしょう。「白髪=老けてる」というイメージがどうしてもあります。でもこれが「白髪=カッコいい」になれば白髪のままでいる人も増えますよね?ただこのイメージにするのはなかなか大変です。そんな時、発信力のある芸能人の方が実践したところ、多くの人の賛同を得たという感じでしょうか。

実際どれほどグレイヘアが浸透しているのかは分かりません。白髪は恥ずかしいと思っている人の方が多いと個人的には思います。ただそれでも、外見をそれほど気にせずありのままで堂々と生きていける人が増えるのはとても良いことだと思います。

 

まとめ

 

第二弾いかがだったでしょうか?みなさんはこれらのワード、知っていましたか?次回は第三弾を書いて行こうと思います。それではまたお会いしましょう☆

 

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