2018新語・流行語大賞 今年の大賞は「そだねー」に決定!!

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その年に話題となった新語・流行語を決定する、年末恒例の「2018 ユーキャン新語・流行語大賞」が3日ついに発表されました!! 年間大賞に選ばれたのは、平昌五輪の女子カーリングで見事銅メダルを獲得した日本女子チームの掛け声「そだねー」です。そのほか、トップ10も見ていきましょう。

「新語・流行語大賞 2018年のノミネート語発表!!」はこちら

「新語・流行語大賞 2018年 ノミネート語の意味①」はこちら

「新語・流行語大賞 2018年 ノミネート語の意味②」はこちら

「新語・流行語大賞 2018年 ノミネート語の意味③」はこちら

 

2018新語・流行語大賞 今年の大賞は「そだねー」に決定!!

 

年間大賞 「そだねー」(ロコ・ソラーレ)

 

今年の大賞に選ばれたのは、平昌五輪の女子カーリングで銅メダルを獲得した日本女子チームの掛け声そだねー」でした。カーリング日本女子「LS北見(ロコ・ソラーレ北見)」のメンバーが試合中に使っていた言葉です。試合中、LS北見のメンバーみんなで作戦を練っている模様がテレビで放映されました。その時印象的だったのが、北海道独特のイントネーションの「そだねー」などの言葉でした。緊張感のある試合にもかかわらず、観ている人たちはなんとなくホッコリさせられたと思います。そして見事に銅メダルを獲得しました。

授賞式にはチームのキャプテンとして活躍した本橋麻里さんが参加。「ポジティブな気持ちを発していこうということでチームとして活動してきたので、その通過点としてこのことばが選ばれたことがうれしく思います」と笑顔で喜びを語っていました。

 

選考理由

 

選考理由については、以下のように述べられたそうです。

 

同賞事務局は「オリンピックの競技観戦で、癒されるということがこれまであっただろうか」「不寛容な時代といわれSNSでの反応を過剰に気にして疲弊する昨今、オリンピック平昌大会で銅メダルを獲得したトップアスリートから発せられるのんびりとしたやりとりはほっとするひと時をもたらしてくれた」と評価した。

 また、選考委員の言語学者・金田一秀穂氏は「『そだねー』がイチオシである。何より、作られた言葉ではなく、自然に生まれた言葉であるので、ワザとらしさがない。当たり前の心がこもっている。北海道アクセントの温かみがある。地についている。スポーツ選手のことばなのに、気合や根性とは遠く、誠実でありながら、あくまでもほんのりとやさしく穏やかである。今の日本が必要としている清潔感に満ちている」とコメントを寄せた。

引用:オリコン

 

毎年新語・流行語大賞の選出方法には疑問を感じますが、今回のノミネートされたものの中では大賞にふさわしいのではないでしょうか。流行語という感じではありませんが、日本をホッコリさせてくれたことには間違いありません。そういう意味で、良い言葉だと思います。

 

TOP10に選ばれた言葉

 

eスポーツ(一般社団法人日本eスポーツ連合

(大迫)半端ないって(受賞者辞退

おっさんずラブ(テレビ朝日ドラマ制作部「おっさんずラブ」チーム

ご飯論法(上西 充子さん(法政大学キャリアデザイン学部教授)/紙屋 高雪さん(ブロガー・漫画評論家)

災害級の暑さ気象庁

スーパーボランティア受賞者辞退

奈良判定受賞者なし

ボーッと生きてんじゃねえよ!NHK番組「チコちゃんに叱られる!」チコちゃん

#MeToo私も#MeTooと声を上げた全ての人

 

「スーパーボランティア」尾畠春夫さんは受賞を辞退

 

「スーパーボランティア」が新語・流行語大賞のトップ10に選ばれましたが、尾畠春夫さんは受賞を辞退し、表彰式を欠席しました。尾畠さんは取材に対し、

うれしくも悲しくもありません。皆さんがスーパーボランティアだと声をかけてくれますが、私は当たり前のことをしていただけでスーパーになるようなことはしていません

と淡々と答えたそうです。私が今回一番感動したのはこの言葉です。「ボランティア」は簡単なようですが実際に行動に起こすとなると本当に大変なことです。そんな大変なことを「当たり前のことをしていただけ」と自慢げに話すこともなく淡々と話す。こんな心意気を持つ人こそが国政に携わればもっとこの国も良くなるんじゃないでしょうか?

国会が開かれるたびに不正な会計や不祥事ばかりが議題に上がり、大切な議論よりそちらの方ばかりがクローズアップされています。みなさん自分の保身や所属する政党のことばかりで、国民のことなんか二の次になっている印象が否めません。国政に携わる方々には、尾畠さんを見習ってボランティアをやってみてはいかがでしょうか?選挙前の演説なんかより、その方が国民からの支持は得られると思いますけどね。

 

まとめ

 

今年も新語・流行語大賞の発表が終わりました。いよいよ今年も終わりかという実感が湧いてきます。こういう機会に1つずつ言葉を振り返って、今年がどんな年だったのかを思い起こすのもいいでしょう。そして新年に向けて残りの日々を頑張っていきましょう。

 

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