今年も発表になった「新語・流行語大賞」のノミネート語。2018年も色々な分野から選ばれた30語がノミネートされました。しかし中には全然意味が分からないワードもありました。今回は個人的に分からなかったワードについてまとめてみました。
「新語・流行語大賞 2018年のノミネート語発表!!」はこちら
「新語・流行語大賞 2018年 ノミネート語の意味②」はこちら
「新語・流行語大賞 2018年 ノミネート語の意味③」はこちら
「新語・流行語大賞 2018年の結果」はこちら
新語・流行語大賞 2018年 ノミネート語の意味①
おっさんずラブ
まずは普通に検索して調べたところ、「おっさんずラブ」というのはドラマのタイトルだということが分かりました。
『おっさんずラブ』は、2016年12月31日0時40分から1時40分(30日深夜)にテレビ朝日系で『年の瀬 変愛ドラマ第3夜』として単発放送されたテレビドラマ、および2018年4月21日から6月2日まで、毎週土曜日23時15分から翌0時5分の同じくテレビ朝日系「土曜ナイトドラマ」枠で連続ドラマとして放送されたテレビドラマである。
引用:Wikipedia
このワードを見た時、単純にBL(ボーイズラブ)のおっさん版だと思いました。そして結果としてはその通りでした。あまり取り上げられない分野だと思うのですが、最近はLGBT(レズビアンやゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの人々)の問題が大きく取り上げられることが多くなっています。
そんな時代の潮流に乗って放送され、大ヒットとなったようです。俳優の田中圭さん、吉田鋼太郎さん、林遣都さんといった方々が同性愛を演じています。
また、各種SNSを積極的に活用したのも大きかったようです。ドラマ放送時はTwitterのトレンドでおっさんずラブのドラマの関連ワードが上位を占め、episode6と最終回のepisode7が2週連続で世界トレンド1位となるほどの人気だったようです。
GAFA(ガーファ)
なんだ、このアルファベットの並びは??これを見ても分からない人はいくら考えても分からないと思います。答えは
米国のIT大手4社、グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コムの頭文字を並べた造語
です。これはいくら考えても分からないですね。なぜこの並びで「GAFA」になったのか分かりませんが、順番が違えば「FAGA」や「AGAF」とかもあり得たんでしょうかね?
創業順だと、1976年創業のアップル、アマゾンは94年、グーグルは98年、フェイスブックが04年といった順番です。まぁ深く考えるのは止めましょう。
ちなみに「GAFA」以外にも、
GAFMA(ガフマ)・・「Google」「Amazon」「Facebook」「Microsoft」「Apple」
FANG(ファング)・・「Facebook」「Amazon」「Netflix」「Google」
FAAA・・「Facebook」「阿里巴巴集団(Alibaba / アリババ)」「Amazon」「Alphabet」FAANG・・「Facebook」「Amazon」「Apple」「Netflix」「Google」
FANNG・・「Facebook」「Amazon」「Netflix」「NVIDIA」「Google」
などがあります。最近はIOTなど、ますますIT企業が活躍しています。世界中からデータを収集し、今やビッグデータと呼ばれるものが様々な場面で活用されています。情報こそがまさに命。そんな中、日本でも政府がGAFAに懸念を抱き、データ寡占による競争阻害を規制するため、独占禁止法で新たなルールを整備しようとする動きがあります。
IT社会は便利な面も多くありますが、同時に私たちのデータは知らないところで常に収集され、活用されています。GAFAに代表される大手企業が私たちの情報を独占し、莫大な利益を今後益々得ていくと思うと不安ですね。
仮想通貨/ダークウェブ
仮想通貨はビットコインなどで知っている方も多いと思いますが、「ダークウェブ」ってなんかヤバそうな感じがしますよね。今回は巨額の仮想通貨が盗まれるという事件がありました。その時に使われていたのが「ダークウェブ」というワードです。
これは元々インターネットに関する用語です。説明するとなるとかなり難しいのですが、簡単に言うとGoogleやヤフーなどの検索エンジンで検索しても閲覧することができないサイトのことのようです。ネットの世界の深い所にあるサイトみたいなイメージですかね。
今回は仮想通貨を盗む際に使用されたため悪い意味で捉えられていますが、実際には全てが全て悪いという訳ではないようです。ちゃんとしたサイトもあるようなので、今回の件で深い所にあるサイトが全て悪という捉え方はしない方がいいとは思います。もちろん危険なサイトも沢山あるとは思いますが。。。
まぁ普通に生きていればそうそう関わることのない世界ですけどね(^_^)
君たちはどう生きるか
「なんだ、これは?質問されてるの?」って思いませんか?全然知らなかったんですが、これは本のタイトルでした。
当初、『日本少国民文庫』の最終刊として編纂者山本有三みずから執筆する予定であったが、病身のため代わって吉野が筆をとることになったとされる。1937年に新潮社から出版され、戦後になって語彙を平易にするなどの変更が加えられてポプラ社や岩波書店から出版された。
児童文学の形をとった教養教育の古典としても知られる。
2017年には羽賀翔一により漫画化され、『漫画 君たちはどう生きるか』のタイトルでマガジンハウスから出版された。また、同年には宮崎駿が制作中のアニメ映画のタイトルを、本作から取って『君たちはどう生きるか』にすることを発表した。
引用:Wikipedia
随分古くからあった本だったんですね。それを今漫画化して大ヒットしたようです。昔の本は言葉が難しくとっつきにくい所があります。せっかくの良い本でも、難しいと途中で止めてしまいます。それを漫画にして読みやすくするのは本当にいいことだと思います。まぁ漫画で簡単にしてしまうことにより、子供の漢字の覚えや語彙力が育たないのではないかという心配はありますが。。。
ただそれでも、難しく敬遠されてしまっている本当に良い本を子供たちが知るきっかけになるのなら、それもアリだと個人的には思います。
まとめ
こうやって見てみると、結構知らないワードがありますね。今回は第一弾で、次は第二弾で他のワードを調べていきます。お楽しみに♪
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