2019年4月 「4月こと座流星群」 綺麗に見えるか!?

話題

4月こと座流星群は1月のしぶんぎ座流星群以来の主要流星群です。以前は「こと座流星群」と呼ばれていましたが、国際天文学連合によって正式名称が「4月こと座流星群」に変更されました。4月22日頃に極大を迎える流星群で、普段の年の流星数はそれほど多くありませんが、ときおり突発的に流星数が増加することがあるという面白い流星群です。

ペルセウス座流星群についてはこちらを参考にしてください

オリオン座流星群についてはこちらを参考にしてください

しぶんぎ座流星群についてはこちらを参考にしてください

 

2019年4月 こと座流星群 綺麗に見えるか!?

 

4月こと座流星群とは?

 

4月こと座流星群は流星群の中でもかなり昔から残っている流星群で、最初の記録は今から2000年以上も前の中国で記録されています。活発な活動は紀元前687年や紀元前15年に見られたようです。その後も1040年や1096年と記録が続きました。1803年アメリカで、15分に167個という非常に多い記録が残っています。

最近では1922年(ギリシャ)、1945年(日本)、1982年(北アメリカ)に活発な活動が観測されました。ただしこれらの活動時間は非常に短く、おおよそ1時間程度だったそうです。ここ数年はあまり活発な活動が見られません。

 

日にち

 

4月16日~4月25日

2019年は4月23日の未明から明け方が極大となるそうです。極大時刻は朝9時頃と予測されているので、夜明け前が一番の見頃となるでしょう。

 

条件

 

今年は月齢が「17」というとても明るい状況なので、あまり条件は良くありません。月明りで流星群が見にくいからです。しかも今年の極大時刻が朝の9時ということで、一番多い時間には既に日が昇った状態です。ちょっと残念ですね。

 

方角

 

 

放射点ですが、「ベガ」を目安にするといいと思います。ベガの周囲を全体的に見れるようにしておきましょう。基本的に数が少ないので、見逃すことのないように空全体を見渡せるようにします。

 

注意点

 

最近は温かくなってきたとはいえ、夜や朝方はまだ冷え込むところがあります。暖かい服装をしていくようにしましょう。

 

まとめ

 

4月こと座流星群の流星の出現数は、条件が整っても1時間に最大で15個~20個で、例年は5個から10個程度しかありません。非常に暗い状況であれば見える可能性がありますが、明るい状況下であるとほとんど見えないでしょう。今年は特に条件が悪いので、見れた方は運がいいでしょう。

平成最後の4月こと座流星群。みなさんが見られる事を祈っています(^_^)

 

ペルセウス座流星群についてはこちらを参考にしてください

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