新型肺炎の感染力が強まっている⁉ ウィルスが変異した可能性も!! 感染経路は? ヒトからヒトへの感染も⁉

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中国で発症した新型肺炎が世界中で猛威をふるっています。当初は感染力はそれほど強くないと言われていましたが、ここ数日爆発的に感染者が増えています。ウィルスが変異したのではないかという見方も強まっています。改めて新型肺炎の特徴を見てみましょう。

 

新型肺炎の感染力が強まっている⁉  ウィルスが変異した可能性も!! 感染経路は? ヒトからヒトへの感染も⁉

 

感染力は弱いと言われていた新型肺炎。新型ウィルスがついに「変異」か

 

比較的楽観的な見方があった新型肺炎ですが、ここ数日で感染者が一気に増えたために危機感が増しています。その一員として考えられるのが「新型ウィルスの変異」です。以下、まずは記事を見てみましょう。

 

これまで比較的弱いと言われてきた新型コロナウイルスの感染力が強まっているという。中国当局が26日、明らかにした。症状が軽い人が多く、感染に気づかずに広がっている可能性があるという。

【写真】新型コロナウイルスの感染力

■感染初期は軽い症状

 中国政府の国家衛生健康委員会の馬暁偉主任は26日の会見で、「ウイルスの感染力が増している傾向がある」と述べた。ただ、その根拠は示さなかった。また、「感染初期は症状が軽くて隠れた感染者が多くおり、防疫が難しい」とした。馬氏によると、潜伏期間は10日ほどで、最短で1日、最長14日間。感染源は特定されていないという。

 河岡義裕・東京大医科学研究所教授(ウイルス学)は「ウイルスがすでに人から人へと感染しやすいよう変異していると考えられる」。さらに、「症状が軽い患者は動き回ることができるので、それだけ他の人に広める機会は増えるだろう。感染を完全に防ぐのは不可能だ」と話す。

 大阪健康安全基盤研究所の奥野良信理事長(ウイルス学)は「新型ウイルスに感染していてもはっきりした症状が出ないまま、ウイルスを排出している人もいる可能性がある。そんな人がたくさんいれば、感染が重症急性呼吸器症候群(SARS)以上に広がっていてもおかしくない」と話す。SARS出現前のコロナウイルスは、風邪などの原因となるありふれたウイルスと考えられていた。今回の新型ウイルスもより広まりやすいように変異することもあり得るという。

 東北大の賀来満夫名誉教授(感染制御学)は「SARSでも、はっきりした症状が出ない患者がいた」と話す。また、SARSでは下痢などの症状が出ることがあり、「新型肺炎でも消化器症状はありうる。下痢をした後にきちんと手洗いをしないと感染を広げてしまう」と話す。

引用:朝日新聞デジタル

 

新型肺炎の発症源

 

今回の新型肺炎ですが、そもそもの発症源は中国の湖北省武漢市と言われています。

その武漢市の中でも華南海鮮市場からではないかと言われており、26日その海鮮市場から採取したサンプルから新型のコロナウイルスが多数検出されたと発表されました。

 

新型肺炎の感染源はタケネズミ?ヘビ?コウモリ?

 

今回の肺炎の感染源ですが、野生動物であるとされています。

中国では野生動物を食べる地域があり、当初はタケネズミなどがクローズアップされていました。

しかしその後ゲノムの解析などからヘビ(アマガサヘビやタイワンコブラ)が感染源だとする論文が発表されましたが、その論文に対する否定的な意見が出たりと混とんとしています。

この論文によると、遺伝子配列を解析して他のコロナウイルスと比較した結果、重症急性呼吸器症候群(SARS)に似たコウモリのコロナウイルスと最も近い関係にあることが判明したそう。

しかし、遺伝子配列についてさらに詳しい生物情報工学解析を行ったところ、このウイルスがヘビから来ていた可能性が浮上したとのことです。

野生のヘビはコウモリを餌にすることがあります。武漢市の海産物市場ではヘビも販売されていたことから、コウモリからヘビに感染した新型コロナウイルスがヒトへと広がったのではないかという見方が出ています。

少しまとめてみると、そもそもはコウモリがコロナウィルスを持っており、そのコウモリをヘビが食べた。そしてそのヘビをヒトが食べたことにより、コウモリのコロナウィルスがヘビを介してヒトに伝染ったということのようです。

今の段階では何が感染源だったのかは明確に特定できていないというのが正直な所でしょう。一日も早く特定されることを願うばかりです。

気を付けないといけないのは、現時点の新型コロナウィルスはヒトからヒトへと感染する可能性がとても高いという事です。

外出する際はマスクの着用など、自分自身での対策が必要でしょう。

 

新型コロナウィルスの潜伏期間と特徴

 

まずは潜伏期間ですが、インフルエンザなど他のウィルスに比べ長いのが特徴です。

10日前後(最短1日~最長14日)

 

最も怖いのが潜伏期間中でもヒトに伝染るという事です。知らないうちにどんどんとウィルスが拡大している可能性が高くなります。

潜伏期間中でもヒトに感染する

 

新型ウィルスの感染経路

 

飛沫感染・・・咳やくしゃみで飛び散った唾などから感染

接触感染・・・感染者と握手したり接触することによって感染

空気感染・・・空気中に漂う微細な粒子を口や鼻から吸い込むことにより感染

 

こうやって見ると、あらゆる場面で伝染する可能性があるようです。外に出る時や電車など人混みの中に行く際はマスクは必須でしょう。公衆トイレなどを使ったりドアノブを触ったりした場合も手洗いが必要だと思います。

 

ネットの声

 

日本を含む世界各国の人達が心配しているのは、情報操作を恒常的に行っている中国政府の発表が信じられず、本当はどうなっているのかが伝わってこないことです。 ややこしい国でややこしいウィルスが蔓延すると本当に迷惑です。

 

何事も初動が大切。
当初はそれほど感染力は強くないみたいな報道が主だった。
中国当局が情報をコントールしてたのかもしれないが、いずれにしても遅きに失する感はいなめない。

 

中国や東南アジアは「えっ!そんなもん食べるの?」なんてことがよくある。まぁ海外から見れば日本も同様なことが多いとは思うが。

 

コウモリ→人間だと感染しないけど
コウモリ→ヘビ→人間で感染するなら、ヘビの中でウイルスが変異したのかな
これだと人間の中でも変異してもおかしく無いね
今は二次感染までしか確認出来ない(中国発表)としてるけど三次感染も発生してるかもしれないな

 

まとめ

 

新型肺炎が見つかってからあっという間に感染者が世界中に拡がりつつあり、本日時点で感染者数は2000人以上に達したと報道されています。

ただこの数字はかなり少ないと思った方がいいでしょう。実際には既に伝染して症状が出ているのに病院に行っていない人や潜伏期間の人も多いと思います。

そもそも中国では緘口令が敷かれていたという報道もありますし、中国の発表数はほぼほぼ信用できないというのが私の持論です。

私たちにできるのはとにかくウィルスに感染しないように細心の注意をするだけです。そして万が一体調が悪いと思ったら、迷わずにすぐに病院に行くようにしましょう。

 

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