今年も発表になった「新語・流行語大賞」のノミネート語。2019年も色々な分野から選ばれた30語がノミネートされました。しかし中には全然意味が分からないワードもありました。今回は個人的に分からなかったワードについてまとめてみました。
「新語・流行語大賞 2019年のノミネート30語 発表!!」はこちら
「新語・流行語大賞 2019年 ノミネート語の意味①」はこちら
「新語・流行語大賞 2019年 ノミネート語の意味②」はこちら
「新語・流行語大賞 2018年の結果」はこちら
新語・流行語大賞 2019年 ノミネート語の意味③
4年に一度じゃない。一生に一度だ。
これは今年日本中で盛り上がったラグビーワールドカップ2019日本大会の公式キャッチコピーです。正確には「4年に一度じゃない。一生に一度だ。- ONCE IN A LIFETIME -」です。ここに込められた思いについて、公式サイトに以下のように書かれています。
2019年、日本で、アジアで、初めてのラグビーワールドカップが開催されます。今回のラグビーワールドカップ2019日本大会は、ラグビー伝統国以外での初めての開催という事で、正に「新たな歴史をつくる大会」と言えます。何事も初めての事には、常にチャレンジが伴います。一方で、初めて、新しい事には一度しか味わう事のできない感動も伴います。スタジアムで試合を観戦される全ての人々、特に、少年・少女たちにとって、「一生心に刻まれる」ような大会を、携わる全ての人々で一緒になって創りあげていきましょう。「初めて」という経験は二度とやってこない「一生に一度」の経験です。ぜひ、スタジアムで、その熱狂と興奮を感じていただきたいという想いから、この大会公式キャッチコピーは作られました。この大会公式キャッチコピーは、ラグビーをこれまで観戦した事が無いような人々も含めて、大会に関心を持っていただき、スタジアムでの観戦をしていただくように、ブランディング・プロモーションで使用されていきます。引用:ラグビーワールドカップ公式サイトより
こういう思いが込められていたんですね。確かにこのように言われてみれば、今回の日本開催は非常に貴重なものだったと思います。結果としても日本ラグビー史上初のベスト8という事で、残念ではありましたがそれでもここまで日本のラグビーが強くなったことに感動しました。本当に素晴らしい大会だったと思います。
れいわ新選組/れいわ旋風
今年の選挙で話題になった言葉です。Wikipediaには以下のように書かれています。
れいわ新選組(れいわしんせんぐみ、英: Reiwa Shinsengumi)は、日本の政党。山本太郎が2019年4月1日に設立した。党名は新元号として「令和」が発表された日に届け出た事と、幕末に活動した新撰組に由来するが、「新撰組」でなく「新選組」としたことは「新しい時代に新しく選ばれる政党になるため」と説明している。ロゴは、新選組の隊旗を模倣したピンク色の旗のイラストに「れいわ」、その下に手書き文字で「新選組」とあり、その右横に猫の肉球がデザインされている。最下部には、ローマ字で「REIWA SHINSENGUMI」と書かれたものと、ひらがなで「れいわしんせんぐみ」と書かれたものがある。
同年7月の参院選で得票率2%を上回り、設立から約3か月半で政党要件を満たして諸派から参院議席を持つ国政政党となった。
引用:Wikipedia
れいわ新選組は山本太郎さんが一人で設立した政党です。立ち上げからわずか4ヶ月の間に比例代表で228万票余を獲得し、なんと2人の当選者を出したのです。新しく作った政党から当選者を出すだけでも大変なのに、2人も出したんですから凄いことです。
しかし山本太郎さんは名簿順位が3位だったために当選しませんでした。ただ、個人票で99万票余を集めたことで注目を浴び、「れいわ旋風」と言われました。驚くべきは山本さんが集めた寄付金の金額です。街頭演説やインターネットなどを駆使し、なんと約4億円もの寄付金が集まったのです。
山本さんの主張はとても分かりやすく、国民の注目を集めるに十分なものでした。一番に訴えていたのは「消費税の廃止」です。消費税増税の中止ではなく、消費税そのものを廃止しますという事です。もしこんなことが出来たら国民としては嬉しいですよね。ではどうやってそんなことが出来るのか?山本さんは法人税への累進税率導入や所得税の累進性を高めることによってカバー出来ると訴えていました。
実際に可能かどうかは別として、こんなありがたい話はないです。荒唐無稽な話であれば誰も耳を貸さないのですが、可能性を感じたから国民はれいわ新選組に投票した訳です。その大きな要因の一つが「山本さんの話術」です。山本さんは話術も達者です。高校生の頃に「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」の「ダンス甲子園」に、グループ名「アジャコング&戸塚ヨットスクールズ」として仲間と出演しました。あのインパクトは本当に凄かったです。考えてみれば立場は違えど、元々人を惹きつけることに長けていたんでしょうね。あんなふざけた学生が今や政治家です。世の中分からないものですよね。
今の政治は行き詰まりを感じます。どこかで打破する必要があるのですが、それは今までの政治家では不可能だと思います。良くも悪くも常識破りなことをする人間が必要なのかもしれません。国民も薄々と気付いていて、その反応が今年のれいわ旋風に現れたのかもしれません。山本さんには今後もっと頑張ってもらいたいですね。
まとめ
こうやって見てみると、結構知らないワードがありますね。今回は第一弾で、次は第二弾で他のワードを調べていきます。お楽しみに♪
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