寒暖差咳(咳喘息) 寒暖差で急増 原因と対策

寒暖差咳(咳喘息) 寒暖差で急増 原因と対策

この時期急に咳が出始めて風邪かなぁ~と思っていると、一向に咳が止まらないなんてことありませんか?私は10年前位から、風邪をひいて熱が下がっても数ヶ月咳が止まりません。病院に行っても風邪は治っているのでしばらくすれば治るでしょうと当時言われていました。ところがある病院に行った際、「これは風邪ではなく咳喘息というものですね」と言われました。最近テレビでもよく取り上げられる「寒暖差咳(咳喘息)」についてまとめてみました。

 

 

寒暖差咳(咳喘息)
寒暖差で急増 原因と対策

 

 

寒暖差咳(咳喘息)とは

 

咳喘息(cough variant asthma; CVA)の症状は、慢性(8週間以上)に発作性の咳が持続することが特徴的である。交感神経β2受容体作動薬(β2刺激剤)の吸入により臨床症状が改善するため、治療的診断として有用である。

典型的な喘息と異なり、通常、胸部聴診にて狭窄音は聴取されず、閉塞性換気障害や気道可逆性等、異常所見が認められないため、確定診断に難渋し、ドクターショッピングを引き起こすことも多い。

喘息と同様の病態(慢性の気道炎症、気道過敏性の亢進等)が基盤にあることが判明しており、これらの評価が可能な専門医療機関等を受診することが望まれる。通常、咳喘息における気道炎症や気道過敏性亢進の程度は、喘息に比し軽微であることから、喘息の前段階として認識されることもあり、軽症喘息におけるコントローラーに準じた定期的薬物療法が導入されることが多いが、重症の咳喘息症例も存在し、重症喘息と同等の治療を要することもある。咳喘息を無治療で放置すると、約3割が典型的な喘息に移行するとされる。

引用:Wikipedia

 

まずはWikipediaで調べてみたのですが、正直難しかったです(;^ω^)
もう少し分かりやすく説明します。

 

咳喘息とは、慢性的に咳が続く気管支の病気

 

のことを言います。気道の粘膜が炎症気味で過敏になっている状態で、温度差やカビなどのちょっとした刺激によって発症します。風邪と一緒に併発することが多く、女性に多いというのも1つの特徴です。私のように風邪をひいて治ったと思っても、咳だけがずっと続くようであればそれは咳喘息の可能性が疑われます。また、咳喘息は1度治っても繰り返し発症する可能性が高いのも大きな特徴です。

咳喘息は喘息の一歩手前だと思ってください。そのまま放っておくと喘息になることもあります。だいたい3人に1人の方が喘息になっているので、注意が必要です。もし咳が続くようであれば、早急に病院で診察してもらいましょう。

 

症状

 

咳喘息になると、1ヶ月以上空咳(からぜき)が続きます。咳が続く期間は人によって異なりますが、目安は2ヶ月です。症状がひどい場合は1年以上続くこともあります。私の場合はだいたい半年くらい続きます。
ただし喘息の方のように、呼吸をするときに「ヒューヒュー」「ゼーゼー」といった音がすることはありません。また、呼吸困難もありません。
風邪とは違うので、発熱や痰(たん)などの症状はほとんど出ません。とにかく空咳が続くというのが喘息咳の症状です。

私は夜寝る際、布団に入った時に咳が止まらなくなる場合が多いです。また寝ていても、明け方などに突然咳が出て何度も目を覚ますことがあります。

日中は仕事で電話の仕事をしていた時があったのですが、電話に出て話そうとすると咳が出て非常に困りました。話始めるといきなり咳が出始めるのです。これも咳喘息の症状です。のどにイガイガ感を感じたり、のどが渇いたりすることもあります。

私はそこまでではありませんが、咳が激しい場合は、胸の痛みを感じたり、嘔吐、失神したりすることもあるそうです。

 

原因

 

寒暖差

 

症状のところにも書きましたが、私は夜寝る際、布団に入った時に咳が止まらなくなります。また明け方になると、寝ていても突然咳が出て止まらなくなることがあります。これは寒暖差が原因です。季節の変わり目は朝夜の気温差が激しいので咳喘息になりやすいです。

 

エアコン

 

寒暖差は季節の変わり目に自然と起こるものですが、最近はエアコンによって喘息咳を引き起こす方が急増しています。昨今の夏は猛暑日ともなれば外の気温は35℃超え。日中はもちろん、夜寝る時でもエアコンをつけるようテレビでも注意喚起している状況です。ほとんどの方がエアコンを使用していると思います。気道の粘膜が炎症気味で過敏になっているところにエアコンの「冷気」によって寒暖差が加わると、喘息咳を引き起こす原因となります。

また、このエアコンから出てくる目には見えない「カビ」や「ホコリ」も大きな原因になります。エアコンの「冷気」も大きな原因の1つですが、気道の粘膜が炎症気味で過敏になっているところに「カビ」や「ホコリ」といったちょっとした刺激が加わるだけで簡単に発症してしまうのです。

エアコンの「カビ」と言えば「アスペルギルス」が有名かもしれません。「アスペルギルス」は健康な人であれば吸い込んでも全く問題ないのですが、癌の治療中の方や糖尿病を患っていて体力が落ちている人が吸い込むと「肺アスペルギルス症」という肺の感染症にかかりやすくなる危険性があります。

エアコンの場合は上記のように「冷気」「カビ」「ホコリ」といった大きな要素が3つも重なるため、エアコンを使用することによって喘息咳を発症する人が増えています。

 

アレルゲンとなるもの

 

ハウスダストやカビ、花粉、ペットの毛など、アレルギーを引き起こす原因となります。目に見えないものが多いので知らず知らずのうちに身体に入り、咳喘息を引き起こす原因となっています。

 

アルコール

 

アルコールは体の中に「アセトアルデヒド」という物質を作ります。このアセトアルデヒドは、気道を収縮させ咳の原因となります。そもそも日本人の体は、アセトアルデヒドを分解しにくい人が多いので注意が必要です。

 

タバコ

 

タバコも大きな刺激になるため、喘息咳を発症させる原因となります。たばこの煙が気管支を刺激し、咳の回数を増やします。喫煙者はもちろんですが、たばこの副流煙は咳喘息を悪化させる原因となります。その為、喫煙者だけでなく、タバコを吸わない人でも注意が必要です。

 

ストレス

 

ストレスも気道を過敏にさせる原因の1つです。なかなか難しいとは思いますが、できるだけストレスを減らし、睡眠や休養を十分にとることが重要です。また、適度な運動を行い、抵抗力をつけることも大切です。

 

対策

 

現代社会に生きているとなかなか対策が難しい部分が多いのも事実です。それでも可能な限り対策はしておきましょう。

風邪やインフルエンザに気を付ける

これはそもそもなのですが、風邪やインフルエンザにかかると気道の粘膜が炎症を起こします。その結果、気道が収縮して咳喘息が起こりやすくなります。風邪をひいて熱などが下がっても咳だけが続くのは、こういう理由で咳喘息を引き起こしているからです。普段から風邪をひかないよう、冬場などはマスクを着用するなどして対策をしておきましょう。

気温の変化、温度差に気を付ける

季節の変わり目は朝と夜の気温差が激しくなります。できるだけ身体に負担をかけないよう、服装には十分気を付けるようにしましょう。

またエアコンを使用する際は、外との気温差が極端にならないよう調節しましょう。直接風にあたらないようにするのも重要です。

エアコンですが、エアコン内部はカビが増殖しやすい環境です。最低でも週に1回はエアコンのフィルターを掃除をして、ホコリやカビを除去するように心掛けましょう。また、エアコンを切った後、必ず30分間は送風運転をしましょう。送風運転をしてエアコン内部を乾燥させれば、カビの増殖を防ぐ効果があります。

アレルゲン(アレルギーのもと)となるものの排除

家の中にはアレルゲンとなるものが多く存在します。これらを全て排除するのは不可能ですが、こまめに洗濯や掃除をしてできるだけ排除しましょう。

飲酒を控える

アルコールが体内に作り出すアセトアルデヒドは、気道を収縮させて、咳を起こしやすくします。飲酒をする人は回数や量を減らすようにしましょう。

喫煙・副流煙に注意する

喫煙は健康上メリットはありません。可能であればタバコは止めるのが一番いいとは思います。ただ、なかなか喫煙者の方がタバコを止めるのは大変です。少しずつ本数を減らす、禁煙外来へ相談するなど、自らに合った方法を考えましょう。逆に喫煙しない方は副流煙に注意が必要です。身の回りに喫煙する人がいる場合、できるだけ副流煙を吸い込まないようにしてください。

ストレスを溜めない

ストレス社会と言われている現代においてストレスが生まれるのは仕方ないと思います。大切なのはできるだけ溜めないようにする努力と、うまく発散することです。飲酒などで発散するのではなく、運動などで発散できるといいでしょう。運動することにより抵抗力も上がりますし、十分な睡眠がとれるようになるとさらにいいと思います。

 

まとめ

 

私自身、この咳喘息に苦しめられています。最近はなにかと取り上げられる機会の多い咳喘息ですが、10年ほど前にいくつかの病院に行った時には「ただの風邪」という診断しかされなかったことに驚きです。半年近く咳が続いているという症状を説明したにも関わらずです。それほどハッキリとした症状が出ないということです。

きっと私のように風邪をひいて熱は下がっても咳だけはずっと続いているという人はたくさんいらっしゃると思います。そしてそれをただの風邪だと思っている方も多いでしょう。また、急に咳が出てきてずっと止まらないという人もいらっしゃるでしょう。

もし咳が1ヶ月も続くようであれば、咳喘息の可能性は大いに考えられます。その際はできるだけ早く「呼吸器内科」へ行って診察してもらいましょう。

咳喘息はかなりツラいので、予防するに越したことはありません。これからの時期はインフルエンザや風邪が流行ります。同時に咳喘息を発症する人も増えます。まずはインフルエンザや風邪をひかないように気を付け、あとは自分にできる予防策から実践していきましょう。

 

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