新語・流行語大賞 2019年 ノミネート語の意味①

話題

今年も発表になった「新語・流行語大賞」のノミネート語。2019年も色々な分野から選ばれた30語がノミネートされました。しかし中には全然意味が分からないワードもありました。今回は個人的に分からなかったワードについてまとめてみました。

「新語・流行語大賞 2019年のノミネート30語 発表!!」はこちら

「新語・流行語大賞 2019年 ノミネート語の意味②」はこちら

「新語・流行語大賞 2019年 ノミネート語の意味③」はこちら

新語・流行語大賞 2018年の結果」はこちら

 

新語・流行語大賞 2019年 ノミネート語の意味①

 

あな番(あなたの番です)

 

一目見てサッパリ分かりませんでした。「あなたの番です」を略しただけ?いったい何なの??というのが私の率直な感想です。そういう訳でいったい「あな番(あなたの番です)」とは何なのか調べてみました。するとドラマのタイトルだったことが判明。日本テレビ系「日曜ドラマ」で、2019年4月14日から9月8日まで毎週日曜22時30分~23時25分に放送されていたテレビドラマのタイトルが「あなたの番です」だったんですね。

なるほど、私のように観ていない人間にとっては全く分からないはずです。それではどんなドラマだったのか、Wikipediaからの引用です。

 

マンションに引っ越してきた年の差婚の新婚夫婦が住民会で行われた「交換殺人ゲーム」に巻き込まれる姿を描いたミステリードラマで、企画・原案は秋元康。第1章では原田知世と田中圭、第2章・反撃編では田中圭が主演で、30人を超えるキャストが出演する

海外市場での展開も視野に、2クール連続・半年間に渡って放送される。6月16日放送の第10話までを第1章とし、23日放送の「特別編」を挟み、30日放送の第11話より第2章「反撃編」として放送される。同局で2クール連続ドラマを制作するのは1994年10月期から1995年1月期にかけて放送された『静かなるドン』以来25年ぶり

キャッチコピーは、〈第1章〉「毎週、死にます。、〈第2章・反撃編〉「殺(や)られる前に暴いてやる。」。

地上波放送と連動して、『扉の向こう』(とびらのむこう)と題したショートドラマが制作され、Huluにて独占配信されている。それぞれの住人を主人公として日常や家庭の事情を描いている。

引用:Wikipedia

 

なんかとんでもなく大きなドラマだったみたいです。秋元康さんは相変わらずあちこちで活躍されていて本当に凄いですね。そんなに視聴率が騒がれたような感じではなかったので調べましたが、特段凄かった訳ではありませんでした。第一章は6~8%の1桁台でしたし、第二章は9~13%と二桁台に乗った感じです。最近はドラマも視聴率が伸びなくて大変みたいです。

しかし最終回の視聴率だけは19.4%で、「日曜ドラマ」としては史上最も高い視聴率を記録したそうです。あらすじを見ると確かに面白そうではありますね(^_^)

 

おむすびころりんクレーター

 

今回の発表された中でひときわ気になったのがこの「おむすびころりんクレーター」です。全く想像できないですよね。子供番組のタイトルなのかと思ったのですが違いました。

「宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した小惑星探査機『はやぶさ2』により、2019年4月に生成されたリュウグウ表面の人工クレーターの愛称」を指すそうです。

 

引用:https://www.sankei.com/life/news/190822/lif1908220021-n1.html

 

「JAXA」とか聞くととても堅そうなイメージなので、なんでこんな名称を付けたのかよけいに不思議です。その点についての説明ですが、世界各地の子ども向けの物語にちなんだ名前を付けることになっており、公式ではなくプロジェクトチーム独自提案の愛称という扱いとのことです。

ちなみにクレーターの周辺にある2つの岩についても、チームの故人にちなんで「イイジマ岩」「オカモト岩」と名付けたそうです。「イイジマ岩」は、JAXA元助教の飯島祐一さんにちなんだもので、クレーター作製前に分離した観測用カメラの開発に尽力した方です。「オカモト岩」は元研究員の岡本千里さんにちなんだもので、物質採取装置開発の中心メンバーだった方です。2人とも志半ばで亡くなられた方ですが、チームの絆を感じるエピソードでした。

 

#KuToo

 

ハッシュタグが付いているので、Twitterかなと思いましたが内容はサッパリ分かりませんでした。こんな単語英語にはないですし。そこで検索してみると、以下の内容でした。

 

#KuToo(クートゥー)は、日本の職場で女性がハイヒールおよびパンプスの着用を義務づけられていることに抗議する社会運動である。MeTooをもじって「靴」と「苦痛」を掛け合わせた造語である

引用:Wikipedia

 

私は今自営業なのであまり意識したことはありませんでしたが、女性はハイヒールやパンプスの着用が義務付けられているんですね。それに対しての抗議行動のようです。では発端はどうだったのかですが、以下になります。

 

2019年1月24日、石川優実はTwitterにおいて、職場でハイヒールの着用を女性に義務づけることは許容されるべきではない、と述べた。この発言のリツイート回数が数千回に及び、また、ほかの女性たちから足や背中の痛みを訴えるコメントが寄せられる様子を見た石川は、#KuTooの運動を始めた。石川は、特定の種類の靴を着用することを女性に義務づけている企業について、これを禁止するよう厚生労働省に求めるための署名をChange.orgで募った

この運動をきっかけとして、多くの女性たちが、足にできた痣や肉刺の写真を投稿したり、不快感や苦痛を詳しく述べたりするようになっている。しかし、その一方で、ハイヒールの着用を女性たちに義務づけることは革靴の着用を男性たちに義務づけることと同じである、といった反発の声も上がっている

職場でハイヒールの着用を強制されることについて、石川は、性別間の不平等と健康上のリスクという2つの問題が存在する、と述べている

2019年6月3日、石川は、職場で女性にハイヒールの着用を強制することを禁止するよう求める要望書を、18,856人の署名とともに厚生労働省に提出した。5日の厚生労働委員会において、厚生労働大臣の根本匠は、業務の上で必要かつ適切であればハイヒールの着用を強制することは社会的に受け入れられる、と発言した。厚生労働副大臣の高階恵美子は、女性がハイヒールを着用することは強制されるべきではない、と述べた

『Business Insider Japan』は、職場での服装規定に関するアンケート調査を実施した。職場や就職活動でハイヒールの着用を強制された、もしくは、そのような状況を見たことがある、と回答した割合は6割を超えた

引用:Wikipedia

 

まぁ時代でしょうね。ここにあるように、私に言わせれば女性に限らず男性の革靴も同じです。もっと言えば男性のスーツもいい加減いらないんじゃないかと思います。私が言いたいのは仕事は見た目でするものではなく、中身が大切だという事です。今後少しずつ自由なスタイルが流行ってくると思いますけどね。

 

後悔などあろうはずがありません

 

これも「?」でしたが、調べてみて納得。このフレーズは今年の3月21日、アスレチックスとの試合の後に東京ドームホテルでイチロー選手が現役選手からの引退を表明した記者会見で述べられた言葉です。

記者からの「(引退という)決断に後悔は?」という質問に対し、イチロー選手は以下のように答えました。

 「今日の球場でのできごと、あんなものを見せられたら、後悔などあろうはずがありません。結果を残すために、人より頑張ったとは言えない。でも自分なりに頑張ってきたとは言える。これを重ねることでしか後悔を生まないことはできないのではないかと思います」

イチロー選手の事はほとんどの方が知っていると思いますが、日本を、いや世界を代表する野球選手です。その記録はすさまじく、前人未到の記録を次々と打ち立ててきました。一般の人から見ればまごうことなき天才ですが、それ以上に努力の人です。もちろん恵まれた才能はあったと思いますが、それ以上に並々ならぬ努力をしてきたからこそあそこまで登り詰めることが出来たのだと思います。

天賦の才能を持っていても開花させることが出来ない人も多くいます。開花させ、さらに持続させるにはとんでもない努力が必要です。私が思うに、イチロー選手は努力の天才だと思います。その努力の継続が天才と呼ばれるまでの技術をもたらしたのであって、あくまで才能はたゆまぬ努力があってのものだと思います。

普段からちょっと人とは異なる独特な言い回しをするイチロー選手。この「後悔などあろうはずがありません」という言葉も、イチロー選手らしいなぁと思いました。こうやって記事を書いている間にもつい思い出して涙が出てきます。今さらながらイチロー選手、お疲れさまでした。

奇しくも本日、イチロー選手が率いる草野球チームが12月初旬、高校野球の強豪・智弁和歌山(和歌山市)の教職員チームと初試合をすることが報道されました。草野球でまた高校時代のように、心から楽しんで野球をして欲しいですね(^_^)

 

まとめ

 

こうやって見てみると、結構知らないワード、忘れているワードがありますね。今回は第一弾で、次は第二弾で他のワードを調べていきます。お楽しみに♪

 

「新語・流行語大賞 2019年のノミネート30語 発表!!」はこちら

「新語・流行語大賞 2019年 ノミネート語の意味②」はこちら

「新語・流行語大賞 2019年 ノミネート語の意味③」はこちら

新語・流行語大賞 2018年の結果」はこちら

コメント

error: Content is protected !!