B’zの13枚目のシングルとなる「裸足の女神」の2nd beat「KARA・KARA」。「B’z LIVE-GYM Pleasure ’93 JAP THE RIPPER」の渚園で演奏されたのが最後じゃないでしょうか?少なくともここ20年以上、私が参戦したLIVEでは演奏されていない貴重な楽曲です。今回はこの「KARA・KARA」の歌詞を見ていきましょう♪
B’z 歌詞 2nd beat 「KARA・KARA」
発売日
1993年6月2日
タイトル曲
裸足の女神 [4:28]
歌詞
KARA・KARA [3:46]
まとめ
B’zのオールドファンの方々は、この頃の2nd beatは名曲揃いだと口を揃えて言います。私もたしかにその通りだと思います。恋愛について書かれた曲が多く、歌詞も稲葉さんの感性が光っているものが多いです。曲調もバラエティに富んでおり、「TIME」のようなバラード調のものもあれば「KARA・KARA」のようなものまでとにかく幅広い!! 当時は色々と忙しくLIVEに行けなかったのが本当に悔やまれます。。。
さて、今回の「KARA・KARA」ですが、歌詞を見ての通り圧倒的な求愛を書いています。最近は「草食系男子」という言葉がありますが、それとは真逆ですね。
もうこれ以上耐えられない
いい人やるのは
何もはじまらない
これじゃなんか損したような気分だ
好きな女性がいてずっといい人を演じてきたけど、もう我慢できなくなってしまったという感じです。好きな人に好かれようと頑張っていると、なぜか変な風な関係に落ち着いちゃったりするんですよね。聞きたくもない恋愛相談されたり。。。例えば、
好きな女の子:「〇〇くんのこと好きなんだけど、どうしたらいい?」
自分:「△△ちゃんなら大丈夫でしょ?告っちゃえば!!」
心の声:(マジか⁉ ○○のこと好きなのかーい_| ̄|○ つか、応援してんの俺は。。。)
好きな女の子:「本当?本当にそう思う?断られないかな?」
自分:「マジでイケるって。△△ちゃんは可愛いし、性格もいいから絶対大丈夫だって!!」
心の声:(いやいや、可愛いし性格いいのは本当だけど、、俺と付き合ってくれって!!)
みたいなパターンです。好かれようと頑張っていい人を演じてきたのに、別の意味で好かれてしまうパターンです。恋愛ではなく友情パターン。こうなると本当に切ないですよね。明らかに自分に恋愛感情がないのが分かりますから。もし友達関係じゃなくて恋愛関係になりたいと決意して告白したものの失敗したら、その友情関係すら崩壊しますからね。もう身動き取れずにずっといい人続けていかないといけないパターンです(;^ω^)
しかしこの歌詞の主人公は違います。
食らいつこう 今宵こそは 獣になって
からからに渇いてるから
ちょうだい おまえのしずくを
生まれかけてた 男女の友情と
刺し違えてもいい
男女の友情を失ってでも獣になって食らいつこうって言うんですからね。今時の草食男子に聴かせてあげたい曲です☆彡
この曲のタイトル「KARA・KARA」は、のどが渇くイメージを恋愛の片思いに当てはめています。「おまえのしずく」を「ジュース」、「心」を「のど」に置き換えるとしっくりきます。まぁ稲葉さんのことですから、「おまえのしずく」に下ネタ的な意味合いも込めていると思いますけどね(*^_^*) 渚園でのLIVEの腰振りとか見てると。
こうやって昔の曲を改めて振り返ってみると、やはり色々と見方が変わったり気付いたりすることが多々あります。そんなに深く歌詞を考えていなかったということや、当時の自分と今の自分とでは考え方が変わったからというのも影響しているとは思いますが。これはB’zのお二人も一緒でしょうね。今のB’zならきっとこんな感じの曲は作らないでしょうから。
稲葉さんもこんな若さが前面に出ているような歌詞もなかなか書かないでしょうし。でもオールドファンとしては、昔のエネルギッシュな恥ずかしいような歌詞が好きだったりするんですよね。いつも思うんですが、Pleasureツアーやアルバムツアーのほかに、「旧アルバムツアー」を開催してくれたらめっちゃ嬉しいんですけどね。。。もちろんB’zのお二人が大変なのは分かっています。それでも昔のアルバムを聴けるツアーを開催してくれたら、ファンは大喜びだと思います。セットは簡素なものでいいので、なんとか運営さんたちにご一考いただけませんかねぇ~(;^ω^)
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