B’zの4枚目のシングルとなる「BE THERE」の2nd beat「星降る夜に騒ごう」。今となってはLIVEで聴くことのできない曲ですが、初期のPleasureツアーではよく演奏されていたんですよね。ノリがいいし、会場も盛り上がるいい曲です。B’zファンの中でも人気の高い曲ですが、なぜか現在もアルバム未収録なんですよね。もし今LIVEで演奏したら、当時よりもっと盛り上がるんじゃないでしょうかねぇ♪
B’z 歌詞 2nd beat 「星降る夜に騒ごう」
発売日
1990年5月25日 8cmCD
2003年3月26日(再発版) 12cmCD
タイトル曲
BE THERE [4:15]
歌詞
星降る夜に騒ごう [4:42]
まとめ
「BE THERE」の2nd beatのこの曲ですが、「BE THERE」の歌詞と共通するのは、「日常生活に疲れている」という点と、「癒しを求めている」点です。稲葉さん、かなり疲れてたんでしょうね、きっと。そんな中でもこんな明るいメロディーになっているということは、どんな苦しい状況であっても前向きに頑張ろうというスタンスが伝わってきます。勝手な推測ですが(^_^)
今となってはB’zファンの中ですっかり浸透した「2nd beat」というカップリングの名称ですが、実はこの「星降る夜に騒ごう」から「2nd beat」と呼ぶようになったんですよね。今回のシングルCDにもちゃんとそのように書かれています。なぜここから「2nd beat」と呼ぶようになったのかは 不明です。。。響きとしてはロックっぽくてカッコいいとは思います。
冒頭の歌詞の中で、
きらめく東京タワー 貸し切りで
この街を 眺めるのもいい
とありますが、時代を感じますね(^_^) 今ならスカイツリーになってたのでしょうか?それにしてもなかなかの歌詞です。「星降る夜」というタイトルですが、そもそも東京にいたら星はわずかしか見えません。どこかのホテルの高層階の窓から東京タワーを見て、あの小さな電球の1つ1つを星に見立てているイメージ。うん、キザっぽい歌詞です(笑)星が出ているから明日は晴れるということを言いたいんでしょうけど、これだと雨降ったら終わりですよね。でも東京タワーなら雨が降っても大丈夫。つまり落ち込んだりすることがあってもし星が見えなくても、東京タワーを星に見立てればいいじゃんってことですかね。
星が出てれば明日は晴れ。例え雨の日でも、東京タワーの星を見ればそれは星空を見てるのと一緒。星が出てる翌日は晴れる。だからあなたの次の日もきっといいことがありますよって応援をしてるように聴こえます(^_^)
そして何よりこの曲の中で大好きな歌詞がこれです!!
傷つくためだけに 恋するんじゃない
別れるためだけに 出逢うわけでもない
僕ら限られた時間を
それぞれ預かってるから
一秒も無駄にせず楽しもう
すっごいいい歌詞だと思いません?私は思いっきり大好きです。いつの間にか忘れてしまっていたキラキラした気持ちを思い出させてくれます。いい歳したおっさんですが、B’zのこういった曲を聴くと恥ずかしながら自分の若い頃を思い出したりします。
最後にある歌詞がまさにキラキラの代表みたいな言い回しで、なんか心が洗われた気がします。
思いきり 少年少女のように
ショーウインド 映ってる君は
Madonna 僕は Superman
純粋に恋してる2人はとても純粋で眩しい存在。2人はまるで純粋無垢な少年と少女のよう。そんな2人がショーウインドに映っている姿は、男から羨望のまなざしを集める「マドンナ」と、普通の男とは全然違う力を持っている「スーパーマン」みたい。
この歌詞、きっと今の稲葉さんは書けないと思います(笑)でもこんな歌詞を残してくれた稲葉さんに感謝です。あの当時の稲葉さんだからこそ書けた歌詞。ちょっとダサかったり赤面しそうな歌詞があるのが人間臭くて、B’zの良さを引き出していると思います☆
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