「AmPm(アムパム)」 男性2人組ユニットが世界一を獲得!!

話題

あなたは仮面をつけた正体不明の男性2人組ユニット「AmPm(アムパム)」さんをご存知ですか?音楽配信サービス「Spotify(スポティファイ)」で、2017年に世界で一番聴かれた日本人アーティストがこの「AmPm(アムパム)」さんです。今回は「AmPm(アムパム)」さんについて調べてみました。

他の話題になっている記事はこちら

 

「AmPm(アムパム)」 男性2人組ユニットが世界一を獲得!!

 

AmPm(アムパム)って何者?

 

今回ニュースを見て、私も気になって調べました。なにしろ全く聞いたことのないアーティストだったので。Wikipediaにはまだその名前はなく、記事を読んでいくしかありませんでした。その中で分かったこと。

・男性「右」さんと「左」さんの2人組のユニット

・素顔は分からず、覆面を被っている

・34歳の「右」さんは埼玉県出身で20代で起業し、中国でビジネスを展開していた敏腕経営者。30歳でカンヌ国際広告賞を受賞

・右さんは音楽マーケットを分析する担当

・40歳の「左」さんは新潟県出身で、10年間大企業で営業マンとして勤務。夜はクラブでDJをしていた

・左さんが音楽的なクリエーティビティーを担当

・レコード会社にも芸能事務所にも所属していない

・AmPmは、作詞・作曲をしていない。曲はすべて外注

・「AmPm」という名前は、当時2人が運営していた会社の名前をモジったもの

 

AmPm(アムパム)の代表曲

 

AmPmのデビュー曲にして、Spotify(スポティファイ)で再生回数1,900万回を超えた「Best Part of Us」です。

 

AmPm(アムパム)さんの楽曲は全て英語で作られています。と言っても先ほど書いたように本人たちが書いている訳ではないんですけどね(笑)

 

AmPm(アムパム)の戦略

 

AmPm(アムパム)さんの音楽はあらかじめかなり計算されています。自分がいいものを作ったとしても、それが届かなければ意味がないという考えです。どんなに魂を込めていい曲を作っても聴いてもらえなければ意味がない。だからこそまず最初に、どのような音楽がヒットするかを分析します。

そして自分たちの曲を聴いてもらうためにはどのようなマーケティングやプロモーションをするのがベストなのか。そういった分析を大切にしています。実際、ビルボードチャートなどにランク入りする曲のテンポやキーの高さの傾向をあらかじめ分析した上で「Best Part of Us」を作っています。

「右」さんが音楽マーケットを分析し、「左」さんが音楽的なクリエーティビティーを担当といった感じだそうです。彼らの凄い所は音楽の分析だけでなく、Spotify(スポティファイ)を徹底的に調べたところだと私は思います。Spotify(スポティファイ)を様々な角度から調べた結果、いつ、どこに、どのように広告を出せば効果的にSpotifyのリスナーに届くか分かったそうです。

 

まとめ

 

今回「AmPm(アムパム)」さんのことを調べているうちに、音楽の世界も大きく変わりつつあるんだなと思いました。今まではドラマやCMのタイアップなどで多くの人の目に留まり売れるパターンが多かったのですが、今はSpotify(スポティファイ)などで世界中から聴いてもらえるようになりました。

ドラマやCMなどで自分たちの曲を聴いてもらうなんてことができるのは、大きな事務所やレーベルに所属している一部のアーティストがほとんどです。ただ、今はマーケティングやプロモーションを上手に組み合わせていけば、それほど大きな金額を持たない小さな事務所などでも別の方法で世界中に自分たちの音楽を届けられる可能性があるということが証明されました。

もちろんまだまだこの先どのようになるかは分かりませんが、AmPm(アムパム)さんの残したこの記録は大きな一歩だと思います。日本に限らず世界中で埋もれている才能・音楽はごまんとあります。そんな埋もれているダイヤモンドが少しでも光り輝くようになればいいなと個人的に思います。

 

他の話題になっている記事はこちら

コメント

error: Content is protected !!