「安室奈美恵」 私が人生で唯一ハマった女性アーティスト

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つい先日、安室奈美恵さんが引退宣言をしました。あまりに突然だったので驚きましたが、こみ上げてくるものがありました。私の人生の中で唯一のハマった女性アーティスト。今回は、私が安室奈美恵さんにハマった経緯を綴っておこうと思います。

私が安室ちゃんを最初に知ったのは、ロッテのマスカットガムのCMで「愛してマスカット」を耳にしたのがきっかけ。CMには本人も登場しており、「誰だ、この可愛い女の子は!?」と思ったのを今でもハッキリ覚えています。

それからですね、安室ちゃんにハマったのは。そして本人と会った時は、死ぬほど興奮しました(後述)。

あ、一応言っておきますが、私はオタクではありません。生粋のB’zファン(B’zのデビュー直後から)です。

他にも宇多田ヒカル、ドリカム、ミーシャ、サザンなど好きなアーティストはいます。でもポスターを買ったり色々と応募するほどハマった女性アーティストは彼女だけです。

ではまず、安室ちゃんとの出会いから。

 

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「安室奈美恵」 私が人生で唯一ハマった女性アーティスト

 

安室奈美恵 with SUPER MONKEY’S

 

私が最初に安室ちゃんを知ったのは、テレビのコマーシャルでした。あの時の記憶は今でもハッキリ覚えています。大学受験に失敗し、1人暮らしをしながら予備校に通っていた時です。1993年だったかな?結構必死に勉強していたので、テレビはあまり観ませんでした。そんな時に、たまたま点けていたテレビから流れてきた曲が「愛してマスカット」でした。

ロッテのマスカットのガムのCMです。「なんかノリがいいじゃん」って思い、勉強の手を休めテレビに目を向けたんです。そこで踊っている彼女を見て、いわゆる一目惚れでしたね、はい。

画面の右下あたりによくアーティスト名や曲名が出ますよね?最初そのCMを観てから、次はいつ観れるのかドキドキしていました。最初に観た時は安室ちゃんに気を取られて、画面右下なんて観てなかったですから。次は絶対にあの女の子が誰なのか突き止めてやろうと。当時はまだインターネットなんか普及していなかったので、ヒントがそれ位しかなかったんですよ。

そしてやっと2回目にそのCMを観た時、確か「Super Monkey’s」としか書かれてなかったと思います。「なんじゃそりゃ?これは曲名なのか?それともグループなのか?」と、そこから始まったんですよね。あー、懐かしい。

それから程なくして、彼女たちが「SUPER MONKEY’S4」としてCDを出していることを知りました。そして私が気になった女の子の名前が、「安室奈美恵」だと知ったんです。

「安室」って珍しい名前だと思いました。沖縄では普通なのかもしれませんが、それまでの私の人生の中では1人もいませんでした。当時私の知っている「アムロ」という名前を持つ人間は、ガンダムの「アムロ・レイ」だけでしたから。漫画の世界でしか聞いたことのない名前だったので、その名前すらかっこいいと思いました(笑)

 

安室奈美恵と遭遇!!

 

一浪したのち、私は無事大学へ進学しました。と同時に歌舞伎町でアルバイトを始め、自由を謳歌していました。何年だったかは覚えていませんが、その頃安室ちゃんはポンキッキーズに出演していました。鈴木蘭々さんと一緒に出ていた時ですね。

私のバイト先は飲み屋。歌舞伎町のど真ん中にあるお店で、キャパは300人位の大きなお店(残念ながら今は建物自体なくなってしまいました。再開発で大きな商業施設ができるようです)。個室も2つあり、カラオケも完備。そんな環境だったので、月に一度誰かの誕生日にかこつけてバイトのみんな20人位で飲み会を開催していました。お店の個室を使っていたので、カラオケはタダ。お酒もつまみもほぼタダなので、貧乏学生にとってはありがたい環境でした。

仕事終わりの深夜1時頃からスタートして、朝の9時頃まで飲むのですが、まぁ長いですよね。なので、飲む前にみんなでボーリングに行っていました。これまた今はなき「ミラノボウル」というボーリング場です。バイト先のお店と母体の会社が一緒だったのでタダで遊べたんです。そこでチーム戦。もちろん賞品・罰ゲームあり。これが私たちの毎月のルーティーンでした。

ミラノボウルに行くと、たまに芸人さん達を見かけたりしました。結構芸能人の方も当時は来てたんですよね。あの日も飲み会で、ボーリング大会をしてました。ボーリング場にはジュークボックスがあったのですが、ちょいちょい使ってました。その日も安室ちゃんの曲を入れようかと歩いていると、なんか向こうにオーラが。。。

と、次の瞬間まさかの光景が!!

なんと視線の先には安室ちゃんがいるではないですかっっっ!!目の錯覚かと思いましたが、すぐそばには鈴木蘭々さんもいるではないですか!!周りにはスタッフらしき方々も大勢。こりゃ間違いない、ポンキッキーズの関係だとすぐに分かりました。

めっちゃ細くて恐ろしいほど顔がちっちゃい!!」が第一印象でした。そしてもちろん「可愛い♡♡♡

今思えばこの時の私はかなり挙動不審だったと思います。大好きな安室ちゃんがすぐ近くにいるのですが、あまりに嬉しすぎてどうすればいいか分からない。握手をしてもらおうとかサインをもらおうとか頭に浮かばなかったんですよね。とにかく舞い上がった。。。だって、想像以上に華奢で可愛くて、もはや同じ人間とは思えなかったんですよ。これ、大袈裟ではなくリアルな感想です。

で私がとった行動は、

ジュークボックスでひたすら安室ちゃんの曲を入れまくる!!

でした。1曲200円だったと記憶してますが、5曲くらい連続で安室ちゃんの曲を入れましたね。ここにあなたの大ファンがいるんですよ~ってアピールです。すっげー安直でなんのひねりもない行動。。。

もうボーリングなんかどうでもよくなった私は、不自然なくらいウロウロして安室ちゃんを見に行ってました。もう完全に不審者ですね。ミラノボウルと繋がりがなかったら追い出されてたかも。。。

時間が経つにつれて私はどんどんヤバい方に思考回路が働き始めました。安室ちゃんと会えることなんてこの先もう二度とないかもしれない。もうじき帰っちゃう。こんな近くにいるのにこのまま終わっていいのか?いや、絶対に後悔するに決まってる。もう抱きしめたい!!

と、完全に犯罪者の思考回路に。。。それほど好きだったんですねぇ~。

よしっ、抱きしめよう」と決意した私は安室ちゃんの方へ向かいました。

しかしそれまで全く気付かなかったのですが、安室ちゃんの近くにスーツにサングラスをかけた大柄な黒人男性が2人いるではないですか。。。なんかめっちゃ怖い雰囲気が。

ということで回れ右。くしくもボディーガードらしき黒人のおかげで私は捕まらずに済んだわけです。この話は今でも当時の仲間との間では笑い話になってます(笑)

でも安室ちゃんに偶然会えたのは、今でも私の輝かしい自慢です☆

 

小室哲哉プロデュースの凄さ

 

小室哲哉さんがプロデュースするようになってからの安室ちゃんは凄かったです。どれほど凄いかって言うと、小室哲哉さん初プロデュースの「Body Feels EXIT」をリリースした1995年7月から、急激にシングルの売上枚数が増えています。

「SWEET 19 BLUES/Joy」はアルバム曲からのシングルカットということでそれほど売上枚数はありませんが、2曲目の「Chase the Chance」以降、ミリオンセールスを連発しています。今はダウンロードが増えたためCDが売れない時代と言われています。確かに当時はまだ売れる時代ではありました。しかし、それでもミリオンセールスを連発するのは凄いことだと思います。

そしてまた、PVも良かった。先ほどジュークボックスをよく使ったと書きましたが、ジュークボックスで曲を流すとPVが流れるんです。特に「Don’t wanna cry」のPVが好きでした。あまりに好きすぎて、同じような帽子を被ってましたし、大きなゴールドのフープ(輪っか)のピアスもしてましたねぇ~。

ちなみに、1996年に発売されたセカンドアルバム「SWEET 19 BLUES」は、驚異のトリプルミリオンを記録しています。このCDは4種類のジャケット写真が使われていて、当時4枚購入したのを覚えています。当時安室ちゃんはまだ19歳。宇多田ヒカルさんが出てくる前だったので、19歳でトリプルミリオンは本当にとんでもない快挙でした。

 

 懐かしいCDを引っ張り出しました。この4種類のジャケットがかっこいいんです

 

まだ、1996年の夏頃までは、実はまだ安室ちゃんはソロではなく「安室奈美恵 with SUPER MONKEY’S」だったんですよね。このあと「安室奈美恵」「MAX」として完全に独立していくことになります。アムラーが流行ったのも、ちょうどこのころです。

 

安室奈美恵シングル売上枚数(一部のみ)
1995.01.25 TRY ME ~私を信じて~  732,950
1995.04.26 太陽のSEASON  610,680
1995.07.24 Stop the music  528,160
1995.10.25 Body Feels EXIT  881,640
1995.12.04 Chase the Chance 1,361,710
1996.03.13 Don’t wanna cry 1,389,700
1996.06.05 You’re my sunshine 1,098,520
1996.08.21 SWEET 19 BLUES/Joy  452,890
1996.11.27 a walk in the park 1,066,580
1997.02.19 CAN YOU CELEBRATE? 2,296,200

 

SAMとの結婚

 

1997年10月22日。それは突然のニュースでした。

「安室奈美恵、TRFのダンサーのSAMと結婚。妊娠3ヵ月」

このニュースを聞いた時は頭が真っ白になったのを覚えてます。だって、あまりに突然だったので。

そして私の中で安室ちゃんへの熱狂時代が終わる瞬間でもありました。この時から急激に熱が冷め、大ファンではなくただのファンになりました。。。

ただ、この後小室哲哉さんプロデュースを離れてR&B路線に進んだ安室ちゃんの曲は好きでした。なんとなくですが、本人はこういう音楽をやりたかったんだろうなと感じましたし、以前より楽しそうに音楽をやってるなぁ~と感じました。

勝手な推測なんで、本人はそんなこと微塵も思ってないかもしれませんが(笑)

今回はこの辺で終わります。次は安室ちゃんのファイナルコンサートについて書こうと思います。こんな駄文をここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございました。

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