X JAPANのToshlさん 「龍玄とし」に改名した理由

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X JAPANのボーカルのToshlさんですが、今年に入って「龍玄とし」という名前に改名したそうです。最近はバラエティー番組に出演したり、スイーツ好きが話題になったりと新しいToshlさんを見せてくれています。一方、本職である音楽でも初めてのカバーアルバム「IM A SINGER」を発売。そんなToshlさんが改名した理由を調べてみました。

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X JAPANのToshlさん 「龍玄とし」に改名した理由

 

X JAPANとToshlさんのスタート

 

幼稚園が一緒だったYOSHIKIさんと小学6年の時にDYNAMITE(ダイナマイト)(1977年 – 1978年)、中学校に進学後NOISE(ノイズ)(1978年 – 1982年)というバンドを結成し、中学校の予餞会が初ライブ。当時の中学生でバンド結成というのも驚きですが、小学生の時にもバンドを結成していたというのは凄いですね。私が小学生の頃は、周りでバンドをやっている人はいませんでした。しかも演奏していた楽曲はレッドツェッペリンなどの洋楽などをコピーしていたというんですから。この頃から既に他とは違っていたんですね。ちなみにこの頃のToshlさんはボーカルではなくギター担当だったそうです。ちょっと意外。すっとボーカルだと思っていたので。

ボーカルを担当するようになった転機は、当時通っていた中学校が生徒増加に伴って分割した時です。ボーカル担当の人間が別の中学に編入されたため、Toshlさんがボーカルに。これがToshlさんさんのボーカル人生のスタートになります。

高校に進学した2人はその後もバンドを続けていたのですが、メンバーが脱退。他校のメンバーを加えて1982年夏、高校2年生の時に始めたのが「Xだったんです。「X JAPAN」の原点がここにありました。高校2年生の時に作ったバンドが今まで続いているのは驚きですよね。そして1989年、ToshlさんはついにXのボーカリストとしてメジャーデビューしました。

 

Toshlさんの変化

 

XのボーカリストとしてメジャーデビューしたToshlさんですが、次第にヒーリング系音楽に心魅かれるようになっていきます。転機となったのは1997年アルバムに発売された「碧い宇宙の旅人」です。本格的にヒーリングを取り入れた作品となり、この作品を契機に自身の方向性が決まったと本人も言っています。同年2月14日、「ハムレット」で共演したアイドルの守谷香さんと4年の交際を経て入籍。その2か月後の1997年4月、ヒーリング歌手を目指すため、X JAPANからの脱退を表明。

その後2007年10月22日、約10年振りにX JAPANが再結成。この10年間には色々なことがあったようで、ワイドショーでは何度も報道されていました。その後も色々と問題があったようですが、2010年1月18日、株式会社ホームオブハート、株式会社ヒーリングワールドから離れた事を発表し、妻の守谷香さんとも離婚調停中である事を明かしました。この時、Toshlさんは冷静に自分の置かれている状況を把握できるようになり、新たに活動を開始したようです。

2月8日、新たな公式オフィシャルサイト「武士JAPAN」を開設し、名前の表記をそれまでのTOSHI」から現在の「Toshl」に変更することも併せて発表。これこそが新しいToshlさんとして活動を開始するという決意の表れだと思います。2014年に発売された著書「洗脳」の中で、それまでの地獄の12年間について触れています。

 

最近の活動

 

ここ数年でハッキリと変わったのは誰の目にも明らかだと思います。あのToshlさんがバラエティー番組に出演しているんですから。「めちゃ×2イケてるッ!」に出た時は本当に驚きました。その点の変化について、

 

ちょっと斜に構えてカッコつけてた部分もあるし、半分照れもあっただろうし。くだらないプライドもあったかもしれません。人目を過剰に気にしていたんです。

だけど、スタッフさんや共演者さんとお仕事をさせていただくなかで、自分のそういう態度がとても恥ずかしいものに思えてきて。

自分の殻を破って、ちょっとずつオープンにしていったら、段々に楽しくなってきたんです。

 

と述べています。昔のToshlさんなら絶対に考えられないバラエティー番組への出演の裏側にはこんな考え方の変化があったんですね。

一方、2015年にスマートフォン動画アプリで初の冠番組「スイーツKURENAI」に挑戦。視聴者の悩みに答えながらスイーツを紹介していくという、これまたロックなイメージとはかけ離れた斬新な内容が徐々に話題になり、いまや「スイーツキングToshl」として定着。スイーツ本「スイーツメモリー ガトーショコラダァ」(龍玄とし著 講談社)を出版するだけでなく、本の中でフレンチの巨匠 三國清三シェフとのコラボスイーツも製作し販売までしています。

また、Toshlニコニコ生放送「CRYSTAL ROCKチャンネル」もスタートし、こちらも若者の心をガッチリ掴み活躍の場を確実に拡げています。

 

「龍玄とし」へ改名した理由

 

 

私は知らなかったのですが、今年の1月に「龍玄とし」と改名していました。改名の理由について、苗字があった方が良いと思ったからという、嘘とも本当とも取れることを仰っています。また、「トシ」って聞くと、世代によってはトシちゃん(田原俊彦さん)がまず先に浮かぶ人もいるからということも仰っています。こういう笑いを誘うような言い回しをするのも意外ですが、これも変化なんでしょうね。ちなみに「龍玄とし」という名前には中国進出を見据えて全て漢字バージョンがあります。「龍弦虎憧」です。めっちゃいかつい印象です。

名前の由来については、まずは強そうな名前がいいということだったようです。子供みたいな理由ですが(笑)
名前に入っている漢字「」と「」は四神(しじん)の中の2人の神様を表しているのですが、これだけでも強そうです。

 

四神(ししん、しじん)は、中国の神話、天の四方の方角を司る霊獣である(天之四霊)。四獣(しじゅう)、四象(ししょう)ともいう。四象と四神・四獣は同義であり、実体のない概念である四象に実体を持たせたものが四神・四獣とされる。

東の青龍・南の朱雀・西の白虎・北の玄武である。五行説に照らし合わせて中央に麒麟や黄竜を加え数を合わせた上で取り入れられている。

引用:Wikipedia

 

漢字バージョンでは「とし」が「虎憧」となり、ここにも四神の「虎」を入れています。

そしてToshlさんはファンの人たちのことを「Toshlove(トシラブ)」と呼んでいるそうで、「ブ」を略して「虎(トラ)」、そしてトシラブが憧れるToshlだから「憧」となり、「虎憧(とし)」となったそうです。うーん、なんかちょっと難しかったですが、色々な意味が込められていたんですね。言われてみないと全く分かりません(笑)

 

まとめ

 

ToshlさんはX JAPANのボーカルとして一時代を築き上げました。誰もがこのままロックの舞台で活躍し続けるだろうと思った矢先に脱退し、洗脳されてしまいました。あのままもう二度と帰ってこないのではないかと思ったくらいです。しかしToshlさんは洗脳の呪縛から解放され、見事戻ってきました。

X JAPANのファン、Toshlさんのファンとしては本当に嬉しかっただろうと思います。デビューしてから何十年もの月日が経ち、色々な経験をしてきた今、Toshlさんは新しい姿で私たちの目の前に現れました。個人的には昔のToshlさんより今のお茶目で優しい雰囲気のToshlさんの方が好きです。

バラエティー番組やネット番組で楽しませてくれる一方、Toshlさんの本職である「シンガー」としても初めてのカバーアルバム「IM A SINGER」に挑戦しています。今後も音楽を中心に、どんどん新しい分野で活躍の場を拡げていくToshlさんから目が離せません。

 

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