カンボジア旅行 !地雷博物館へ行ってきました

旅行

「地雷博物館へ必ず行こう!!」と決めてカンボジアへ行ってきました。 カンボジア旅行 をするのに、地雷との歴史について何も知らない!!と気付いたのです・・・。ここで「なぜ カンボジア旅行 で地雷??」と訝しんだ人も多いと思います。普通はカンボジアと言えばアンコールワットなどですよね。

実は私、少し変わっていて、戦争などの歴史に興味があるんです。長い休みが取れた時には、国内外問わず色々と博物館などに足を運んでいます。

地雷博物館言葉だけが心配だったのですが、日本人ボランティアガイドの方が丁寧に説明してくれました。おかげでカンボジアに着いてからずっと気になっていたことがスッキリ!!

何が気になっていたのかというと、、、

日中に何度かトゥクトゥクを利用したのですが、移動中に目に入るのが子供たちばかりで高齢者はほとんど見かけなかったのです。日本と真逆の光景に違和感を覚えていました。

東京の街を歩いていると、子供を見かけることはほとんどありません。もちろん住宅街などを歩けば子供たちもいるんでしょうが、繁華街などではほとんど見かけません。少子化だから仕方ないんですけどね。

だからこそ子供たちばかりが目に入る光景に違和感を覚えていたのです。

ガイドの方に教えてもらったのですが、なんと!!カンボジアの平均年齢は24歳!!若っ!!(日本は46歳)。

日本人の半分くらいの年齢じゃないですか。。。

さらになんと!!18歳未満の人口が約37%(日本は約16%)!!

この数字に至っては倍以上違います。圧倒的に若い世代が人口を占めている国!!

しかし、これにはとても悲惨な歴史背景があります。

カンボジアと地雷の歴史について地雷博物館で体験を通して学んだことを綴っていきます。

 

カンボジア旅行 ! 地雷博物館へ行ってきました

 

地雷博物館について

シェムリアップ市街地から約35kmの位置にあり、トゥクトゥクなら約1時間です。

「バンテアイ・スレイ」の通り道にあるので、どうせなら「バンテアイ・スレイ」と「地雷博物館」の両方へセットで行くことをオススメします。

■入場料金

・入場料は大人5US$/人(現金のみ)
 

■概要

・地雷撤去を行うカンボジア人のアキー・ラー氏(通称アキラ)が運営する博物館

・大地から掘り起こした地雷の中の約5,000個を展示

・歴史に関する解説や写真が展示(日本語の解説あり)

 

展示物の中には子供たちがいた絵が飾ってあります。地雷の被害に遭った瞬間の悲惨な状況を描いたものです。きっと子供たちが外で遊んでいたときに地雷を踏んだのでしょう。子供の足が吹っ飛び、別の子供は身体が2つにちぎれ、家族が傍で悲しんでいる様子を描いたものです。

プロの絵描きが描いた絵とは全く違って拙いものでしたが、私にはどんな高名な絵描きが描いた絵よりも心を震わすものがありました。本人が感じた恐怖・絶望・諦め、そういったものが込められているからだと思います。

凄惨な現場を目の当たりにした子供が描いたかと思うと心が締め付けられる想いでした痛みます改めて戦争の悲しさを思い知りました。

■施設について

・クーラーはないのでとにかく暑い。館内にベンチがあるので休憩可能。

・トイレはキレイ。最近、愛知県のある団体が寄贈されました(日本人がこのような施設に寄与していたことを知って、少し誇らしく思いました)

 

日本語ボランティアガイド

 

地雷博物館はコンパクトサイズで、あっという間に見終わるだろ~と思っていました。

結局、1時間は滞在してたかな。暑さの疲労がなければもう少しいれたはず。それでも1時間の滞在というのはかなり長い方と思います。これだけ長く滞在したのには大きな理由があります。

それは、幸運にも運よく素晴らしいボランティアガイドの川広さんに出会えたからです!!

この川広さんの知識と情報量が半端ない!!

ものすごいスピードで解説しても聞きやすい!!

政治と戦争の歴史の話に臨場感あふれている!!

と、とにかくカンボジアの歴史の語り部としては、とても素晴らしい方だと思います。以下、川広さんのガイドの内容の一部を書かせていただきます。

■ガイド川広さんの解説の一部を簡単にまとめ

「地雷博物館」は、カンボジア人アキラ氏が撤去した地雷を展示した博物館である

・展示することにより、戦争後も続く地雷の恐怖と悲惨さを訴え続けている

・アキラ氏はポル・ポト派(クメール・ルージュ)の支配下にあった時代に少年兵だった

・少年兵だったアキラ氏は地雷を埋める訓練を受けてきた

・戦後は自責の念からアキラ氏が自ら地雷撤去の活動を始める

・他国の様々な方からの資金援助で博物館が成り立っている

・川広さんの悲願が実り、博物館に「日の丸」旗が掲揚された!!2018年に悲願達成!!

 

ポル・ポト派(クメール・ルージュ)の支配下にあった1975年~1979年は、知識人への拷問や大量虐殺が行われました。知識人は、教師・職人・医者などでポル・ポト政権には不要と扱われ多くの犠牲者を出していきました。その勢いはさらにエスカレートしていき、字を読めるだけで知識人とされ処刑の標的になりました。

その結果、当時の人口約700万人のうち、約150万人が犠牲になったそうです。

国民の約20%が犠牲って・・・驚異的です。しかも、たった3年8ヶ月の間に!!

1日約1,133人、毎月約34,000人近い人が犠牲になった計算です。

私が生まれたころこのようなことが行われていたと考えると、本当に胸がギュッと締め付けられる想いです。

結果残されたのは子供たちばかり。両親が強制労働や処刑された結果、現在のカンボジア平均年齢24歳となった訳ですね。なぜカンボジアには若い人が多いのか、納得できました。

川広さん、とても分かりやすく説明していただきありがとうございました余談ですが、実は途中暑さでバテてしまい川広さんの解説を最後まで聞けませんでした(泣)エアコンのある環境に育った現代人には、立ちっぱなしであの暑さに耐えるのは厳しいかも・・・。カンボジアに住まいの皆様、ホントに尊敬します。

一応私自身の名誉の為に追加しておくと、途中脱落は私だけでないです!!最初は10人くらいの日本人が参加脱落者が徐々に出て最終的には2人になっていました。。。いや~、本当に暑かった!!

あぁ、それと、日本の国旗の件。

カンボジアは日本を特に敵視している訳ではないそうです。それでも何故か日本の国旗はなかったそう。ちなみに日本の国旗が掲げられるより先に、なぜかトリップアドバイザーのロゴマークは掲げられていました。

トリップアドバイザーに負けてた日本。。。ちょっと悔しかったです(;^ω^)

 

感想

 

アンコール遺跡のイメージが強いカンボジアでしたが、地雷博物館へ行って見方が変わりました。日本だけではなく世界の歴史を知ることの重要さを改めて認識しました。

特に訪れた先の国と日本とを、時系列で比較して見ていくと面白いと思います。

例えばカンボジアの場合、日本では1975年のベビーブームの時にポル・ポト派によって大虐殺が行われていたなど、対照的な背景に驚かされます。

ガイド川広さんの話では、近いうちに池上彰さんの番組でアキラ氏がテレビ放映されるそうです。
おそらく「池上彰の世界を歩く」という番組ではないでしょうか。

これは絶対に見たい!!マメに番組表をチェックしていきます!!

カンボジア観光の中でもぜひ足を運んでいただきたい地雷博物館について放送されるので、ぜひ見てください。この記事に書いてあることが少し見られるかもです。

歴史に興味のある方は必見です!!

もちろんそうじゃない方も(笑)

「日の丸」旗が掲揚もチェックです☆

それではまたお会いしましょう。

今回もここまでお付き合いいただきありがとうございました。

「カンボジア旅行」に関する記事は以下になります。ぜひ参考にしてください(^_^)

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