渋谷のハロウィン 事件と今後の問題点

渋谷のハロウィン 事件と今後の問題点

ここ数年ですっかり「ハロウィン」が日本でも定着してきました。テレビのニュースでも度々取り上げられ、目にした方も多いと思います。その中で特に目立つのが渋谷で起こる事件のニュースです。若者が集まる街、渋谷。なぜ渋谷のハロウィンは事件が起こるのか。他の街のハロウィンとの違いを探してみました。

 

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渋谷のハロウィン
事件と今後の問題点

 

 

渋谷ハロウィンで起きた事件

 

毎年ニュースで取り上げられている渋谷ですが、2018年のハロウィンも悪いニュースばかり流れていました。27日夜から28日朝にかけては5人が逮捕。31日ハロウィン当日には、センター街の飲食店などが入るビルで火災が発生。31日は合計7人の逮捕者が出ました。

痴漢や傷害事件などあったようですが、ニュースの中でもひときわ度を越していたのが、渋谷区のセンター街を走行していた軽トラックが取り囲まれた上に荷台に乗り込まれ、危険を感じた運転手が車を離れた間に横転させられたという事件です。人が運転している車に飛び乗って、さらにその車を横転させる。挙句の果てに横転させたトラックの上で暴れるという始末。ハロウィンだからと言って決して許されるような行為ではなく、立派な犯罪です。

しかしこれはテレビのニュースから得た情報だけの話。実際にはこの軽トラの運転手さん、自ら「乗れ、乗れ」と周囲を煽っていました。その声に反応してみんなトラックの荷台に乗り始め、どんどんエスカレート。運転手さんもまさか横転させられるとまでは想像もしていなかったのでしょう。ハッキリ言って自業自得とも言えます。ただそれでも軽トラックを横転させた犯人たちは、明らかに調子に乗り過ぎたということに間違いありません。

また、道玄坂にあるラーメン屋「真武咲弥」渋谷店では、券売機の札入れに水を入れられ壊されるという事件がありました。防犯カメラの映像を店側がTwitterに投稿したところ、その投稿を見た犯人の知人が犯人に指摘し、犯人が謝罪に現れるという事態に。

Twitterに公開した事でお店を非難する声もありましたが、個人的にはお店側の行為に賛成です。明らかに犯罪を犯して逃げている方が悪いんですから。お店側は犯人が名乗り出たことで被害届を取り下げたようですが、その必要はなかったのではないかと思います。券売機の修理費用は最大で180万円ほどかかるようです。犯人が弁償するようですが、営業妨害の分も含めて支払うのが当たり前だと思います。その上で刑事罰を受けるべきだと思います。

これだけ荒れた渋谷に対し、川崎のハロウィンでは特に逮捕されたという事件もなかったようです。同じハロウィンなのになぜこんなにも違うのか。そこには「主催者」という存在が大きく関係していると思います。

主催者問題

 

渋谷のハロウィンには「主催者がいない」というのが1つの大きな原因だと思います。私の住む池袋の「池袋ハロウィンコスプレフェス」では、「池袋ハロウィンコスプレフェス実行委員会」という主催者がいます。共催として、「豊島区」「豊島区商店街連合会」「一般社団法人豊島区観光協会」「サンシャインシティ」が名を連ねます。

今年で22回目を迎えたカワハロこと「カワサキハロウィン」は、「カワサキ ハロウィン プロジェクト」という主催者がいます。「川崎市」を始め、様々な団体も名を連ねています。後援や協賛を含めると、かなりの数になります。

一方渋谷のハロウィンには、そういった主催者というものが存在していません。つまり勝手に人が集まって勝手にハロウィンを楽しんでいるだけなのです。タイムスケジュールもイベントもないので、時間も関係なく勝手に夜から朝まで騒ぎ続ける。夜になればお酒が入って気が大きくなり、行動に歯止めが利かなくなる。

川崎や池袋のハロウィンでは、運営側が用意したタイムスケジュールやイベントがあります。パレードに参加するにも申込みが必要です。運営の方々やボランティアの方々が路上に立ち、通行人を誘導していました。更衣室・クロークも有料ですが用意されています。みんなが協力し合ってハロウィンを盛り上げているのです。だから暴れる人もいなければゴミも散らばっていない。この点が渋谷とは大きく異なります。

 

時間帯

 

ハロウィンが開催される時間帯も大きく異なります。池袋や川崎は、外で行うパレードなどは日没前には終了しています。これがとても良いのだと思います。そもそも池袋や川崎のハロウィンは、大人だけでなく子供も楽しめるようなイベントになっています。そのため時間帯も日中がメインとなっています。

ところが渋谷は特にイベントなどがないため、人が集まる時間帯が夜に集中しています。当然のことですが、日中より夜の方が犯罪が起こる可能性が高くなります。理由は2つ。
1つ目の理由は周りが暗いから。暗いと見えにくいから痴漢やスリが増えるんだと思います。
2つ目の理由はお酒などが入り酔っぱらっている人が増えるから。お酒を飲んで酔っ払ってしまうと、理性が働かなくなります。そのためケンカなどの傷害事件や痴漢が増えると思われます。

 

まとめ

 

以上のように渋谷のハロウィンは、池袋や川崎のハロウィンとは全く異なることが分かります。ハロウィンという名称は同じでも、その管理体制や時間帯など全く違うのです。現状渋谷のハロウィンは良い方向に進んでいるとはいいがたいと思います。実際かなりの犯罪が起こっており、周囲に迷惑をかけているからです。

渋谷に住んでいる人や商売をしている人にとって、ハロウィンを苦痛だと感じている人も大勢いらっしゃると思います。渋谷に住んでいる人たちの中であのハロウィンに参加している人は少ないのではないでしょうか?ほとんどの参加者は渋谷に住んでいるのではなく、わざわざ渋谷に来ているのでしょう。よそから来て自分の街を汚されるのはいい気持ちはしないと思います。

もし今後も渋谷でハロウィンを楽しむとしたら大きな改革が必要だと思います。まずは渋谷区が何かしらの行動をとらないといけないと思います。渋谷区が先頭に立ち、そこに周囲の組合や店舗が協力をする形を作る。しっかりとスケジュールを作成し、周囲への配慮をする。そうしないと今後も毎年渋谷のハロウィンは不名誉なニュースばかり提供することになるでしょう。

そしてハロウィンでどうしようもない行動をとった人たちには厳罰を与えるべきです。個人情報にうるさいご時世ですが、名前や顔写真は報道すべきだと思います。そうすることによって若者の間である程度の抑止力になるのではないでしょうか?現状だと何をしても大したことないと考える若者が多いため、ああいった事件が起きるのだと思います。

幸いにも近くの街ではハロウィンで大成功を収めている街があります。そういった街を見習ってはいかがでしょうか?

 

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