黄色いゴーヤ スイーツの味?

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みなさん、ゴーヤって知ってますか?もちろん知ってますよね。あの苦いやつです。しかしゴーヤには黄色いゴーヤがあるのは知ってますか?知っていたらかなりのゴーヤ通です(^_^)本日は黄色いゴーヤについて調べてみました。

 

黄色いゴーヤ スイーツの味?

 

ゴーヤの名称について

 

まずはゴーヤについて調べてみました。スーパーで見るゴーヤしか知らなかったですからね。一体その名前の由来はどこからなのか、また一体どんな食べ物なのかなど、詳しく知りたいと思いました。

 

 

まず驚いたのは名称です。ゴーヤの正式名称知ってますか?

苦瓜(にがうり)?

私もそう思いました。違うんです。正解は

蔓茘枝

え?なにこれ?なんて読むの?って思いますよね。漢字難しすぎ。。。読み方は

ツルレイシ

です。うん、どっちも初めましてでした。

ゴーヤでも苦瓜でもなく、こうしたちゃんとした名称があるんですね。勉強になりました。以下、Wikipediaから。

名称について

標準和名の「ツルレイシ」は、イボに覆われた果実の外観と、完熟すると仮種皮が甘くなるという2つの形質が、ムクロジ科の果樹であるレイシ(ライチ)に似ていることに由来する。つまり、蔓性の植物体に実るレイシの意味である。果肉が苦いため「ニガウリ」とも呼ぶ。農学・園芸学ではツルレイシを用いることが多いが、生物学では近年ニガウリを用いることが多い。

九州・南西諸島各地に地方名がある。沖縄県では沖縄本島(首里・那覇方言や今帰仁方言など)で「ゴーヤー」、宮古列島(宮古方言)で「ゴーラ」、八重山列島(八重山方言)で「ゴーヤ」と呼ぶ。九州では「ニガゴリ」又は「ニガゴーリ」と呼ぶ地域もある。鹿児島県奄美大島では「トーグリ」、鹿児島県本土や長崎県諫早地方では「ニガゴイ」と呼ばれ、諫早地方では「ニガウイ」の名称も併用される。

以上のように多くの名称が用いられているが、全て同じ種類の植物である。ただし、幾つかの栽培品種が存在しており、栽培されてきた地域での呼称に倣い、九州地域で栽培されてきた細長く苦味が強い品種を「ニガゴイ」ないし「ニガゴリ」、沖縄地域で栽培されてきた太く苦味が穏やかなものを「ゴーヤー」と呼び分ける場合もある。

中国語では 苦瓜 (kǔguā、クーグア)や 涼瓜 (liángguā、リァングア)などと呼ばれ、広東料理、台湾料理などで日常的に食用にするだけでなく、焙煎してお茶として飲用することもある。広東語では菩薘(pou4 daat6、ポウダーッ)と呼ばれる場合もある。英名の bitter melon も苦い瓜の意味である。

沖縄方言の普及

沖縄料理ブームの影響もあり、日本では全国的にも「ゴーヤー」または「ゴーヤ」を使用することが多くなっている。「ゴーヤ」という呼称が普及していった経緯は諸説ある。

2001年に放送された沖縄県の小浜島と沖縄本島などを舞台にしたNHK連続テレビ小説『ちゅらさん』で擬人化したマスコット「ゴーヤーマン」が登場して、ゴーヤーの名が広まった。また、沖縄料理の中でも特に人気のある料理であるゴーヤーチャンプルーの材料として、ゴーヤーの名称が知られるようになった。

引用元:Wikipedia

こうやって見てみると、名前の由来はライチからなんですね。個人的にはあまり似ていないと思いますが。。。

なにより驚いたのは、「ゴーヤー」という名称が広まったとされるのが2001年のちゅらさんがきっかけという部分でした。ずっと前からゴーヤーだった気がしたのですが、こんなに新しい名称だったんですね。

 

ゴーヤの栄養は?

 

「良薬は口に苦し」ということわざがあります。だからゴーヤも体に良いのだろうと程度しか思っていませんでした。そこで少し詳しくゴーヤの栄養素について調べました。

ゴーヤ1本あたりのビタミンC含有量は、

トマト1個の約5倍

もあるんです。そして大きな特徴は、ビタミンCは通常加熱に弱い中、ゴーヤは野菜の中でも

加熱に強い

という事。これって大事です。加熱できるかどうかで調理方法が大きく変わりますし、メニューも増えますから。ゴーヤチャンプルーは加熱しますが、ゴーヤのこのような特性によってビタミンCを多く含んだままなんですね。美肌に最高の食材です(^_^)

そしてもう一つ注目したいのは制癌効果です。あくまでマウスに対する動物実験に限られますが、以下のような報告があるようです。

マウスに対する動物実験では、ゴーヤの栄養素は癌を誘発させる細胞の90%以上を死滅させる研究結果がある。抗腫瘍作用(白血病、乳がん)、ラット結腸の突然変異誘発物質の変異原性の抑制が確認されていると報告されている。

引用元:Wikipedia

もしこれが人間にも適用されるようであれば、現代の死因の大部分を占めるがんの予防に対して、大きなきっかけを与えることになるのではないでしょうか。個人的にですが、今後の報告が気になります。

ただ一方、気を付けないといけない面もあります。

妊娠阻害および流産誘発作用

種子にはモモルカリン(Momorcharin)が含まれており、動物実験で妊娠阻害作用と堕胎作用が確認されている。受精12日後の妊娠マウスに0.02-0.05 mgのモモルカリンを腹腔内投与したところ、90%の胎児が死亡したとされる。またニガウリ果汁を毎日摂取したマウスは、妊娠率が90%から20%に低下することが知られている。

その他の作用

・ニガウリ摂取により、下痢、胃腸障害、上腹部痛が生じる可能性があるとされている。動物実験では果肉と種子の摂取により肝障害が起こることが判っている。

・糖尿病薬治療中の人は種子の摂取により、血糖降下剤の作用増強効果の可能性が
 示唆されている。

・ニガウリ種子の摂取による頭痛も知られている。またニガウリ種子によってソラ
 マメ中毒症状が起こることが知られており、グルコース-6-リン酸脱水素酵素 (G6
 PD) 欠損症の人は種子を摂取すべきではないとされる。

・ニガウリ茶の摂取によって、小児に痙攣や低血糖昏睡が発生した報告がある。

・LD50(半数致死量)は、ニガウリ果実抽出物を投与:マウス腹腔内681 mg/kgで
 ある。

引用元:Wikipedia

これも全然知りませんでした妊婦の方や糖尿病薬治療中の方は絶対に気を付けないといけないすね。旦那さんが気を利かせて料理をするのはいいのですが、ゴーヤチャンプルーは作っちゃダメってことです。

 

黄色いゴーヤとは

 

そんなゴーヤですが、私のイメージは「緑」でした。しかし私の知っている緑のゴーヤは、未成熟な状態のものなんです。未成熟の状態のゴーヤは、みなさんもよく知っているあの苦い味がします。

ところが、未成熟な時に収穫するのではなく、成熟するまで待つ黄色くなるんです。

もはや私の知っているゴーヤではありません。パッと見、とうもろこしに見えました。完熟するとこんな色になるんですね。ここまで熟すとどうなるのか。

 

食べた感想

 

まず完熟したゴーヤはよく冷やします。冷やさなくても食べれるのですが、個人的には冷やすのをおススメしています。

写真を撮るのを忘れてしまったのですが、真ん中で切ると種が赤くなっています。緑色の未完熟の時はパサパサしていて手で取り除いていましたが、熟しているとちょっとゼリーが柔らかくなったみたいな感じです。ちょっと抵抗ありましたがその部分を取って食べてみると

あまーーーい!!

と、思わず叫んでしまいました。決してスピードワゴンさんのギャグをパクった訳ではないです。本当に甘い!!冷えていて、メロンに似た味がします。種は食べませんので、注意してくださいね。あくまで種の周りの部分です、食べるのは。

黄色い実の部分ももちろん食べる事ができます。緑の時と比べると、苦みがかなりなくなっていてとても食べやすくなっています。ただ全体的に柔らかくなっています。私はサラダの中に一緒に入れて食べました。他の方の調理の仕方を拝見したところ、火を通さない方がいいみたいです。火を通すと苦みが出るようです。

なかなか黄色いゴーヤに遭遇する機会は少ないとは思いますが、もし機会があればぜひ一度チャレンジしてくださいね。

51でした<(_ _)>

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