B’zデビュー30周年イヤーに開催されたアルバムツアー「B’z LIVE-GYM 2017-2018 “LIVE DINOSAUR”」。2018年の締めくくりにB’z会報誌を改めて読んでみると、LIVE DINOSAUR セトリ(セットリスト)や演出についての裏話を知ることができました。そこで、会報誌で判明した個人的に面白いと思った裏話をまとめました~♪
B’zセトリと演出の裏話~会報誌117号で判明~ B’z LIVE-GYM 2017-2018 “LIVE DINOSAUR”
セトリ(セットリスト)
2017年12月~2018年2月に開催された「B’z LIVE-GYM 2017-2018″LIVE DINOSAUR”」で演奏された全楽曲をまとめました。8会場18公演で演奏された楽曲は23曲です。
■全公演での演奏楽曲(B’z LIVE-GYM 2017-2018″LIVE DINOSAUR”)
- 声明
- CHAMP
- 孤独のRunaway
- ハルカ
- ルーフトップ
- FIREBALL
- Don’t Leave Me / MOTEL
- 赤い河
- SKYROCKET
- それでもやっぱり
- 愛しき幽霊
- 弱い男
- Purple Pink Orange
- イチブトゼンブ
- DIVE
- Dinosaur
- King Of The Street
- フキアレナサイ
- Still Alive
※アンコール
- いつかのメリークリスマス
- ultra soul
- BANZAI
※「いつかのメリークリスマス」は北海道と福岡公演のみ演奏されました。
☆B’z関連記事
・B’z LIVE-GYM 2017-2018″LIVE DINOSAUR”:セットリスト
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楽曲と裏話
会報誌を通して判明した「B’z LIVE-GYM 2017-2018 “LIVE DINOSAUR” 」の裏話。セトリ(セットリスト)の楽曲と裏話を合わせて紹介していきます。
声明
LIVEでのトップを飾った「声明」では、稲葉さんがステージ上で演台を前にして演説するかのように歌いました。演台に固定されたマイクに向かって歌っていた稲葉さんの姿は、客席へ声明を発表しているようでした。
「このスタイルで歌うのは難しくなかったか?」の質問について、、、
稲葉さん:
最初は歌いにくかったですね。何回かやっているうちに、最初は大人しく動かない方がいいのではないかなと思っていたんだけど、後で映像を見たりして、実際に演説する人もだんだん興奮してきてアクションが入ってくるのと同じで、そういうメリハリを演台の上でもあった方がいいかなと思って、だんだんアクションを付けるようになりました。引用:会報誌117号
いつも大きな動きで圧巻のパフォーマンスを披露する稲葉さんには、慣れないシチュエーションだったのですね。
孤独のRunaway / 赤い河
アルバム以外の楽曲として演奏されたこの2曲。
「どういう経緯でセトリに入ったのか」の質問について、、、
松本さん:
これはファンクラブで調査してもらったアンケートのリストの中から、今回の流れに合うものをと思って選びました!引用:B’z会報誌117号より
2017年9月22日~10月16日にB’zファンクラブサイトで実施された「LIVE-GYMで聴きたいB’zナンバー」アンケートで「孤独のRunaway」は14位、「赤い河」は18位にランクインされました。アンケート結果から選んでセトリに入ったのですね。
☆「LIVE-GYMで聴きたいB’zナンバー」のアンケート結果の記事
愛しき幽霊
曲の前に稲葉さんがステージ向かって左側の花道を歩いていき、端まで移動しました。途中の花道にマスコット人形や野球チームの帽子など会場ごとに異なる物が置いてあり、稲葉さんは拾って身に着けたりして、花道の端で歌いました。
この演出について、、、
稲葉さん:
あれはね、歩く距離が長くて間がもたなくて・・・トークで埋めるのも、そこまで技術がないから(笑)引用:B’z会報誌117号より
MCの度に会場を爆笑の渦にしてくれる稲葉さんなので、トーク力は抜群だと思います!!稲葉さんならではの視点でのトークはいつも楽しませてもらっています。が、これはあくまでB’zファンの私個人の気持ち。B’zファンじゃなければつまらないと感じるんでしょうかね?
他のアーティストのLIVEにも何回か行ったことがありますが、たしかに稲葉さんとは違った感じのMCでした。面白い人もいれば全然つまらない人も。。。まぁ私にとって稲葉さんのMCはめっちゃツボですけどね(笑)
Dinosaur
ステージ上に現れた巨大恐竜のバボット。稲葉さんは恐竜から吐き出されるスモークを浴びながら、恐竜に今にも食べられそうな状態で歌っていました。
スモークを浴びているシーンについて、、、
稲葉さん:
あれ、すごく冷たいんですよ!引用:会報誌117号
スモークの正体はドライアイスだったようです。そりゃ、冷たいですね。ステージ上は機材の熱や照明の熱でとても暑いと聞きます。そういう意味では気持ちよかったのかもしれません。
King Of The Street
曲が流れると稲葉さんがタオルを回し始めたので、客席でも稲葉さんを真似して曲に合わせてタオルを回して盛り上がりました。
「回す時間が長くて腕が疲れませんでしたか?」の質問について、、、
稲葉さん:
あれは疲れますね(笑) でも、お客さんもずっと回している人いるよね。あれ、何かコツがあるのかな・・・。引用:会報誌117号
稲葉さんも当たり前ですが疲れるんですね(笑)
確かにずっとタオルを回している人います!私もタオル回しましたが、1サビ終わったころには腕がパンパンで途中からリタイアしました。。。コツがあれば私にも教えてほしいです。
稲葉さんのコメントが笑いとなった後、松本さんとのトーク内容、、、
松本さん:
タオルって濡らしているの?濡らさないと、あまり回らないでしょ。稲葉さん:
濡らしてはないな。濡らした方が、投げるときは飛ぶんだけどね。引用:会報誌117号
タオル回した最後に稲葉さんが客席に向かってタオルを投げるシーンをよく見かけますが、あれって濡れていない状態なんですね。結構遠くまで飛んでいるので濡れているかと思ってました。腕力も凄いですね。
コール&レスポンス / シャウト
会報誌のインタビューの中で、コール&レスポンスの後の稲葉さんのシャウトがいつもに増して多かったように思えたという話がありました。
このシャウトは「意識していたのか?」の質問について、、、
稲葉さん:
意識していました。”LIVE DINOSAUR”ということで。引用:会報誌117号
DINOSAURということで多めのシャウトだったのですね。恐竜の鳴き声を意識してってことですね。LIVEテーマに沿って対応してくれてたことが後から分かるのも嬉しいです。
会報誌によると、稲葉さんのお母さんが福岡 ヤフオク!ドーム公演に来られてたようです。
稲葉さんのお母さんと稲葉さんは次のトークが繰り広げられました、、、
稲葉さんのお母さん:
なんでそんな大きな声出すの。心臓に悪いわ引用:会報誌117号
稲葉さん:
仕事だよ!(笑) 会場が大きくなると、後ろの方まで聞こえてないんじゃないかって心配になるんだよね。だから、早く切り上げたいのに、コール&レスポンス続けちゃうんだよ(笑) いつもより長くやってるときは、後ろまで届いてないんじゃないかって思ってるとき(笑)引用:会報誌117号
お母さんのナイスツッコミ(笑)
どんなに遠く離れた席でも稲葉さんの声は届いていますので、安心してください。でも安心してもらうとコール&レスポンスが早めに切り上げられるのかなぁ。。。それも困る。
いつかのメリークリスマス
12月のクリスマスシーズンに開催された北海道と福岡公演のみアンコールに「いつかのメリークリスマス」が演奏されました。
「クリスマス時期のライブには欠かせない曲でしょうか?」と質問について、、、
松本さん:
やっぱり、「えー!やらないの!?」ってなるのもね(笑)稲葉さん:
この時期にやらないと、ちょっと何か言われそうだもんね(笑)引用:会報誌117号
その通りです、ファンは「いつかのメリークリスマス」をやってくれると期待しています!! この時期しか聴けない楽曲なのでファンにはとーーーっても貴重ですよ(笑)
ultra soul
アンコール1曲目はお馴染みの「ultra soul」。イントロが流れた瞬間から会場は大いに盛り上がりました。
「ultra soul」について松本さんは、、、
松本さん:
コアな人たちは「またか」って思っているかもしれないけど、最大公約数をとってやっておいた方がいいかなと。引用:会報誌117号
私も正直、最近までは「またか」と思ってました(>_<) だから「ultra soul」のイントロが始まると座って休憩時間にしてたり。でも「ultra soul」もLIVEがあるからこそ聴ける訳だし、万が一このLIVEがB’zとしての最後のLIVEになってしまったらもう二度と「ultra soul」もLIVEで聴けない訳だし。そう考えると「またか」っていう気持ちがなくなって、むしろ楽しまなきゃって思うようになったんですよね。
まぁそうなったきっかけはこの松本さんのコメントを見てからなんですけどね。それからは意識が変わって、おかげさまでHINOTORIツアーでは「ultra soul」を思いっ切り楽しみました。改めて聴くとメロディや歌詞の良さに気付いて今では好きな曲となりました。
Queen Of The Night(未演奏)
アルバム「DINOSAUR」からは唯一「Queen Of The Night」が未演奏曲となり、セトリに入りませんでした。
「セットリストを考える時点で入らなかったのでしょうか?」の質問について、、、
松本さん:
セットリストに最初は入っていたんだけど、流れを考えて入らない形になりました。引用:会報誌117号
ほぼ毎回1曲はアルバムから演奏されない曲があるので、”なんで仲間外れになったのだろう~”と不思議に感じていました。セトリの流れを組んでのことだったのですね。今更ながら納得しました。まぁ本心を言えば聴きたかったですけどね。
まとめ
会報誌を改めて読んでみると、B’zファンクラブのアンケート結果を考慮しながらセトリを構成していくのは大変なんですね。多数派の意見を取り入れつつも、少数派の意見を完全には無視できないので、バランスやLIVEの流れを大事にして作られているのが分かりました。アルバムの構成とは違う、LIVE-GYMならではのセトリの流れをこれからはもっと楽しんでいきたいです!
個人的には稲葉さんお母さんが会報誌のトークに出てきたことはツボでした。「大きな声出して、心臓に悪いわ」のセリフを稲葉さんに言えるのはお母さんくらいでは!?会報誌でしか味わえないほっこりエピソードですね☆
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