先日アップした第一弾に続き、第二弾です。B’zの楽曲の中には、歌詞カードに載っていないセリフのような言葉があります。早口だったり小さい声だったりで聞き取りにくいのですが、ファンなら絶対に覚えておきたいところです。LIVEで「ZERO」など演奏されたときは、間奏のセリフを一緒に叫びたいですからね。
前回に引き続き、今回もいくつかピックアップしていきます。ぜひ覚えてLIVEでは一緒に叫んでくださいね(^_^)
B’z 歌詞に載っていないセリフまとめ ~PART2~
BAD COMMUNICATION(intro)
作詞:稲葉浩志
Well……… I really don’t know how to say, but I guess I love you.
1989年に発売されたB’zの記念すべき1枚目のミニ・アルバムに収録されているこの楽曲。同時にカセットテープ版が発売されていたというのが時代を感じさせます(^_^)
実はこのミニアルバムが発売されるまで、2枚のアルバムが発売されていましたがあまり売れていませんでした(今では全く信じられないですが)。記録で見てみましょう。
まずはシングルから。1枚目のファーストシングル「だからその手を離して」、2枚目のシングル「君の中で踊りたい」はともにオリコン圏外。。。
続いてアルバム。1枚目の「B’z」はオリコン47位、2枚目の「OFF THE LOCK」はオリコン33位。。。売上枚数はそれぞれ「33.8万枚」「60.8万枚」となっています。ただし、売上枚数については後から加算された枚数がかなりあると思われます。
そんな中、3枚目のアルバムを発売する前に実験的に作成されたのがこのミニアルバム。お二人ともこのミニアルバムが売れるとは微塵も思っていなかったそうです。結果としてオリコン12位となり、初のミリオン「118.2万枚」を達成した記念すべきミニアルバムになったのですが。世の中なかなか計算通りにはいかないものなんだとお二人も思ったでしょうね。
私は当時高校生で、よくカラオケで歌った曲です。ただ、この曲は長い(苦笑)。アルバムに収録されている3曲が全てが7分以上という異例の長さ。歌ってる方は気持ちよく歌えるのですが、聴いてる方は同じフレーズの繰り返しで飽きてくるというカラオケにはあまり向かない曲です、B’zファン以外と行く場合は。
この曲の出だしの部分が上記の英語です。直訳すると、
「うーん、、、なんて言っていいか全然分からないけど、あなたを愛してると思うわ」
みたいな感じだと思います。こんな出だしなのにこの後続くメロディーは激しいですけどね(^_^)
LOVE IS DEAD
作詞:稲葉浩志
Ah, hold on, guys. I’ve gotta get this.
Hello. Yeah. Oh men, they’re cool, crashing??
Men, we are quaffed in the freshest tracks, bro.
Oh, it’s killer. Yeah.
I’m ready to take it. You’re gonna love it. B’z.
B’z?
They’re Japanese rock’n roll band called “B”, apostrophe, “z”.
I see what you say.
B’z.
B’z?
Yeah.
B’z. Got it.
Yeah.
How does it sound?
Check it out!
これまた私の大好きなアルバム「The 7th Blues [Disc 1]」の1曲目。浪人生の時で受験が終わり、早稲田大学の合格発表で見事合格した帰りに喜びと同時に購入した、色々と記憶に残っているアルバムです。
直訳すると、
あ、ちょっと待ってくれ。電話に出ないと。
もしもし。 ああ、お前か。クールな奴らがいるんだよ、ぶっ飛ぶほどのな。
もうあいつらの新曲にハマっちまってな、兄弟。
とんでもなく魅力的なんだぜ。
今度持って行ってやるよ。きっと気に入るぜ。「B’z」っていうんだ。
– 「B’z?」
彼らは日本のロックバンドで、「B」に「アポストロフィー」に「z」って書く。
– なるほど、わかった。「B’z」か。
「B’z」だ。
– 「B’z」だな?
「B’z」。そうだ。
– 「B’z」か。わかった。「B’z」。
そうだ。
– どんな曲を演るんだ?
自分自身で確かめてみるんだな!!
って感じですかね。英語で「B’z」について話しているのを聞くとこんな感じなのかと思いました。英語ってカッコいい!!
もしこの部分を英語ではなく、訳したような日本語だったらかなり雰囲気が違います。というより、成り立っていないかも。。。
選んでいる英語の単語やフレーズのセレクトも好きです。いわゆる「文語」ではなく、「口語」。それもどこかのストリートで交わされていそうな会話でもあるし、どこかの弁護士事務所の先生が自分の事務所で交わしていそうでもある。色んな想像ができる部分です(^_^)
この後に続く曲も大好きだし、私にとっては忘れられない1曲です。
Mannequin Village
作詞:稲葉浩志
ん~ やっぱ車も洋服も女も何でも 新しいもんに限るなぁ おい
おいおい みんなも遅れんなよ
もっと速く歩こうぜ 速くよぉ
遅れてる奴ほど ダサイものはないからな HA HA HA…
シングルで発売された「Don’t leave me」の2nd beatです。「2nd beat」って何?って方もいらっしゃるかもしれませんが、要は「カップリング曲」のことです。B’zのCDになると、カップリング曲の言い方が「2nd beat」になるということです(^_^)
この曲はベストアルバムなどにも収録されていないので、もしかしたら聴いたことがない方もいるかもしれないですね。しかもLIVEでも滅多に演奏されていません。おそらく1994年の「B’z LIVE-GYM ’94 THE 9TH BLUES ~Part1~」、2005年の「CIRCLE OF ROCK」と「B’z SHOWCACE 2005 網走番外編」だけだと思われます。もう10年以上演奏されていません。もしかしたらもう一生聴くことができない曲かもしれません。もし聴く機会があれば超レアです!!
この曲が収録されたシングル「Don’t Leave Me」が発売されたのは1994年です。このシングルから松本さんの表記が「TAKAHIRO MATSUMOTO」から現在の「TAK MATSUMOTO」になりました。
また、1994年は「暗黒の時代」と言われています。もうご存知の方が多いとは思いますが、この頃は長期にわたってLIVEがあったためメディアへの露出が少なかったんですよね。しかもかなり暗い曲調の作品が多かったからです。その為メンバー自身も「暗黒の時代」と呼んでいます。私はこの頃の曲が大好きなんですけどね。
シングルで発売された「Don’t leave me」を購入したのは、たしか上智大学の受験を終えた帰りだった記憶があります。本命ではなかったものの手応えはあったので、これで浪人生活が終わって東京でキャンパスライフが送れるぞ!!と意気揚々とCDを購入しました。しかし「Mannequin Village」を聴いてみたら、そんな私の行く末を暗示するような内容だったのでハッキリと覚えています。
LIVEではまずお目にかかれませんが、もし機会があればこのラップの部分は思いっきり叫びたいです。
恋心(KOI-GOKORO)
作詞:稲葉浩志
「話をしたいけれど~」のバックコーラスに「A B C D F」
「松本に相談しようか~」のバックコーラスに「まっちゃん、まっちゃん、HELP ME!」
1992年発売のシングル「ZERO」の2nd beatです。この楽曲はLIVEでも比較的多く演奏されます。しかもLIVEでは珍しい振り付けアリの曲なのでめっちゃ盛り上がります。今まさに開催されている「LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-」でも演奏されています。
LIVEではとにかくみんな一体となって楽しむ曲です。この隠れ歌詞よりも、振り付けを覚えた方が断然いいです(^_^)
曲調がアップテンポなので忘れがちですが、この曲は結構切ない歌詞です。私自身も高校生の時、好きになった女の子に対してどうやってアプローチしたらいいんだろうとかなり悩んでいた時に聴いた曲なので、心に刺さったのを覚えています。結局5回目の告白で付き合ってもらえることになったのですが、あの頃の淡い恋心を思い出させてくれる思い入れのある楽曲です。
LOVE&CHAIN
作詞:稲葉浩志
女と男が出会った時、愛する役と愛される役は決まっている。それを忘れて過剰に愛を注いだり欲しがったりするとその関係は早く終わる事もある。愛するということは相手を信じる事であっても、相手の全てに寛容であるということではない。束縛された時に感じる愛もある。
1990年発売のシングル「LADY-GO-ROUND」の2nd beatです。松本さんが編曲に参加した初めてのシングルでもあります。また、のちに発売されたミニアルバム「MARS」には、英語詞バージョン「Love & Chain 〜Godzilla Style〜」が収録されています。
出だしでいきなり「Love & Chain !!」と始まるアップテンポなこの楽曲。今からは想像できないようなメロディーですが、当時のB’zらしい楽曲だと私は思っています。タイトルと言い、歌詞と言い、青臭い感じがプンプンして私は大好きです。
でもこの曲で歌われていることはごくごくシンプルなんですよね。好きだからと言ってなんでもかんでも許していたらダメ。それって自分に関心がないんじゃないか?好きじゃないんじゃないか?って思われるから。
むしろちょっと位の束縛があった方がいい。束縛されることで感じる愛があるから。
うーん、書いてて恥ずかしいけど、でもこれってそうだなぁ~って共感できます。この曲がリリースされてからもう28年も経っているけど、世の中の男女の理は不変だと感じさせる一曲です。
まとめ
今回もいくつかピックアップしてみましたがいかがでしたでしょうか?こうやって1曲ずつ書いていると色々と書きたいことが浮かんできてしまって困ります。どの曲を書いていても当時の思い出がたくさん浮かんできてしまって、ついつい感傷に浸ってしまっている自分がいます。
いかに自分の人生にB’zの存在が大きかったのか、思い知らされます。10代の青春時代、何かあれば常にB’z。いや、それどころか何でもないただの通学の時でもB’zでした。私の10代の1分1秒が、B’zの楽曲と一緒に歩んできた時間と言っても過言ではありません。
あれから既に30年近い時が経ち、私も歳をとりました。B’zのお二人も同じように歳を重ねています。既に人生の折り返し地点を回っていることだけは確かです。この先どれだけの時間をB’zの曲と過ごせるか分かりませんが、できる限りB’zのお二人を応援していこうと思います。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
51でした。
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