クリスマスと言えばローストチキン。お子さんのいらっしゃるご家庭ならケーキとローストチキンは必須なのでは?でもローストチキン、家で焼く人は少ないですよね。多くの人はお店で買ってくると思います。そうすると食べるころには冷たくなっているなんてこと、ありますよね。そこで悩むのが温め方。どんなに美味しいローストチキンを買ってきても、温め方を間違えるとそれだけで美味しさが失われてしまいます。今回は美味しいローストチキンの温め方をまとめてみました♪
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ローストチキン 家庭で簡単 美味しく食べられる温め方とやったらダメな温め方!!
理想のローストチキン
ローストチキンの理想の状態はどんな感じでしょうか?私はアツアツで皮はパリっとした感じが大好きです。オーブンで焼きたてのローストチキンはこのように皮はパリっとしていて身はふっくらジューシーな状態です。
しかし時間が経つと皮は水分を吸ってしまってグニャっとなってしまい、身はすっかり冷たくボソボソした食感になってしまいます。そのため、私が温め直す際に目指すのは
- 皮がパリっとすること
- 身はアツアツでふっくらジューシーにすること
この2点です(^_^)
簡単でやりがちな方法 ~電子レンジで温める
お弁当や食べ物を温める際に真っ先に思い浮かぶのは
電子レンジ
ではないでしょうか?電子レンジは本当に簡単で便利です。私は自宅で料理を作ることは全くと言っていいほどないので、電子レンジにはかなりお世話になっています。
しか~し、いきなり電子レンジでローストチキンを温めるのは待ってください。電子レンジはたしかに温めるのには最適です。ただ、ローストチキンを美味しく温めるには不向きなんです。。。
そもそも電子レンジの仕組みですが、マイクロ波を使って食品の内部の水分を振動させて温めます。
人が手をこすって摩擦で温めるようなものでしょうか。それを食品の水分で行っている訳です。
この時、水分は水蒸気として蒸発してしまいます。よくラップをかけてレンジで温めますが、これは水分を逃がさないようにするためです。ラップをかけることによって食品の温度が上がりやすくなり、結果として短時間で温めることができます。短時間で済むことにより、食品から蒸発する水分を減らすことができます。
ただし、温めるものによってはラップをかけない方がいいものもあります。それは天麩羅や唐揚げなど、衣や皮が水分を含まない方がいいものです。
ローストチキンの場合、ラップをかけると皮が水分を吸ってべちょべちょになってしまいます。なので本来ならラップをかけないで温めたいのですが、そうすると今度はローストチキンの身がパサパサになってしまう可能性が出てきます。
そう考えるとローストチキンってなかなか手強いですね。。。しかし安心してください。ちゃんと良い方法はありますので(^_-)-☆
オーブンで温める
もうこれが一番おすすめです☆
ちょっと時間はかかりますが、美味しく食べる為には少しの我慢が必要です。
時間についてはあくまで目安です。ご自宅のオーブンの性能や気温、ローストチキンの状態によって変わると思うので、必ずご自身の目で見ながら温めてくださいね。今回は丸鶏を温める前提で書かせていただきます。
まずオーブンを予熱で170~180℃まで温めます。丸鶏をアルミホイルで包んだ状態にして15分程度加熱します。なぜアルミホイルで包むのか。理由は
です。
特にタレが付いている場合は焦げやすいので注意が必要です。
せっかく上手に温めても、皮が真っ黒に焦げてしまっては意味がありません。。。
また、焼き終わった後の掃除のことを考え、天板にはアルミホイルやオーブンペーパーを敷いておくことをおすすめします。美味しく食べることができても、掃除が面倒だとちょっと残念ですから。ちょっとした手間で後片付けがグッと楽になります。
もし私のように皮がパリッとしたのがお好みの場合、仕上げに温度を200℃に上げて2~3分ほど様子を見ながら加熱するといいですよ。ただしすぐに焦げてしまうので、くれぐれもご注意ください。
オーブンで温める際のポイントは
- ローストチキンはアルミホイルで包む
- オーブンは予熱で170~180℃に温めておき、ゆっくりと温める
- 天板にはアルミホイルやオーブンペーパーを敷いておく
ということです。200℃以上の高温で一気に温めようとすると、中まで温まらない可能性があります。
ゆっくりじっくりと温めるのがポイントです。
湯せん(お湯)で温める
大きなオーブンがあればいいんですが、一人暮らしの場合など持っていない方もたくさんいらっしゃると思います。
そういう場合は湯せん(お湯)で温めましょう。鍋とジップロックがあれば簡単に出来ます。
- ローストチキンをジップロックなど、耐熱性があり密封できる袋に入れます。
空気は抜けるだけ抜いてジッパーをしてください。 - できるだけ深い鍋にお水を入れ沸騰させます。
沸騰したらお湯の火を止め、コップ一杯の差し水を加えます。 - ローストチキンの入った袋を鍋の中に入れます。
この際、袋が鍋にくっ付いたり、外にはみ出ないように注意してください。
袋が溶けたり燃えたりする可能性があります。 - できれば蓋をして、とろ火で15~20分ほど待ちます。
以上で完成です。
どうです?すごく簡単でしょ?
ただし、湯せん(お湯)で温めた場合、やはり皮がパリっとしません。そのため、そこだけは我慢しないといけません。
本当は最後に予熱で200℃まで温めたオーブンに入れ、3分程様子を見ながら焼けば完璧なんですけどね。。。あくまで私の好みなんですが。
さて、湯せんで温める際にはいくつか注意する点があります。
以上が注意点となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
レンジでチンしようと思っていた方も多いのではないでしょうか?
レンジでチンは最終手段です。オーブンで最初から最後まで温めるのが一番のおすすめですが、オーブンがない場合は湯せんで温めてみましょう。
せっかくのクリスマス。美味しいローストチキンとシャンパンなどで素晴らしい夜を過ごしたいものですね。それではみなさん、よいディナーを☆
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