毎年この時期になると、街のあちこちでクリスマスのイルミネーションを見ることができます。今回行ってきたのは池袋にある立教大学です。池袋のクリスマスツリーと言えば定番となっているスポット。私自身としては高校卒業後、浪人生活中に立教大学に行った時以来となります。20年以上の時を経た今、どうなっているのか見てきました。
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立教大学(池袋)のクリスマスイルミネーション 時間が止まっている場所
Christmas in Rikkyo 2018の概要
期間
2018年11月27日~2019年1月6日
イルミネーション点灯時間
11月27日(火) 点灯式~22:00消灯
11月28日(水)~12月23日(祝日) 16:30点灯/22:00消灯
12月24日(祝月)16:00点灯(終夜点灯) ※25日(火) 6:00消灯
12月25日(火) 16:00点灯(終夜点灯) ※26日(水) 6:00消灯
12月26日(水)~2019年1月6日(日) 16:30点灯/21:00消灯
イベント一覧
ハンドベルクワイアクリスマスコンサート
場所:池袋チャペル
第 57 回メサイア演奏会
場所:東京芸術劇場コンサートホール(池袋)
ハレルヤの大合唱で知られるヘンデルのオラトリオ 「メサイア」の演奏会です
クリスマスバザー
場所:本館と第一食堂の間「4丁目」
オーガニスト・ギルド クリスマスコンサート
場所:池袋チャペル
Cross Cultural Night
場所:チャペル会館 第一会議室
クリスマスをきっかけに集うことの喜びをキャンドル作りや歌、ゲームなどを行う、留学生向けのイベントです
クリスマス企画礼拝
場所:池袋チャペル
聖書劇を通してクリスマスの物語をお届けします
クリスマスコンサート
場所:池袋チャペル
立教大学の学生団体によるクリスマスコンサートです
キャロリング
場所:池袋チャペル集合
キャンドルを手に、クリスマスソングを歌いながら、池袋の街を歩きます
キャンドル礼拝
場所:池袋チャペル
Lessons and Carols
場所:池袋チャペル
聖書と歌によるクリスマス礼拝です
クリスマス・イブ礼拝
場所:タッカーホール
クリスマス礼拝
場所:池袋チャペル
アクセス
池袋西口から徒歩7分
C3出口から向かうのが一番近いです。結婚式場で有名な「リビエラ東京」の向かいが立教大学です。
立教大学のクリスマスの特徴
立教大学のクリスマスですが、学生キリスト教団体の学生たちで結成するクリスマス実行委員会が中心となって演出しているのが大きな特徴です。都内には他にも有名なミッション系の大学があります。東京キリスト教6大学と言われているのが、
青山学院大学(プロテスタント系/メソジスト教会)
国際基督教大学(※プロテスタント系/カルヴァン派(長老派教会))
上智大学(カトリック系/イエズス会)
東京女子大学(プロテスタント系/諸派)
明治学院大学(プロテスタント系/カルヴァン派(長老派教会))
立教大学(プロテスタント系/イギリス聖公会)
となっています。どの大学でもクリスマスの時期にはミサやコンサートなどの催しを行っていますが、立教大学ほど学生が主体になっている大学はないように思います。私が学生だった当時、早稲田大学にはクリスマスといったものはなかったので羨ましかったのを覚えています。
みどころ
立教大学のクリスマスツリーは決して今時でも豪華でもありません。むしろ古臭いくらいシンプルです。最近のクリスマスツリーの飾りや電球はかなり進化していてとてもきらびやかです。池袋駅東口を出てすぐの場所にもまばゆいばかりのクリスマスツリーがあります。
それはそれで確かに綺麗だと思いますが、立教大学のクリスマスツリーは静かにクリスマスを感じさせてくれます。ギラギラした感じは一切なく、温かみのあるライトと必要最低限の装飾品が静かに彩っている感じです。昔懐かしいと言ったら失礼になるのかもしれませんが、私にとってはそんな印象です。
ツリーとなっている2本のヒマラヤ杉は1920年ごろ植林され、高さ25mを超えているとのこと。今なお成長を続けているそうですが、戦争などの歴史を見てきたヒマラヤ杉には畏敬の念さえ抱きます。
そんな自然木をあれだけ綺麗な形に揃えているのが凄いと思いますし、そんな大きな木にちょうどいいバランスで電球を取り付けているのも素晴らしいと思います。絵に描いたようなクリスマスツリーといった感じですね。
そんなクリスマスツリーは正門入ってすぐの所にあります。そしてすぐ奥には建物が見えるのですが、この建物がとても素晴らしいんです。この建物は本館(1号館 / モリス館)なのですが、ツタと赤レンガがとてもいい雰囲気を醸し出しています。ちょっと写真では伝わらないのが残念ですが、、、。
クリスマスツリーと本館(1号館 / モリス館)を一緒に眺めていると、日本ではなく異国にいるような気分にさせてくれます。この建物にはこのツリーじゃなきゃダメなんです。ギラギラしたツリーでは完全に情緒を壊してしまうでしょう。そう考えるとやはり立教大学のクリスマスツリーは唯一無二の存在なんだと思います。
また、本館(1号館 / モリス館)を超えて奥の方に歩いて行くと別の校舎や礼拝堂などが見えてきます。
こういった感じで中の方に入ってもとてもいい雰囲気があります。とても池袋にいるとは思えません。まるでハリーポッターの世界に迷い込んだかのような錯覚に陥ります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回私は20年以上ぶりに立教大学のクリスマスツリーを見に行きました。当時の記憶はそれほどハッキリしている訳ではなかったのですが、見た瞬間に当時の風景がよみがえりました。その姿はまるで時間が止まっていたかのように、今も昔も変わらずツリーと本館はそこに佇んでいました。
みなさんも既にいくつもの華やかなクリスマスツリーを見ていると思います。渋谷や六本木、丸の内、汐留など、都内には多くのイルミネーションスポットがあります。どこに行っても豪華でキラキラしていてインスタ映えしそうですよね。
でも逆にシンプルなクリスマスツリーもいいですよ。必要最低限のイルミネーション。心が落ち着くというか癒されるというか。もしこの時期に池袋を訪れる機会があればぜひ足を運んでもらいたい場所です。池袋駅からもそんなに離れていませんし、見終わった後はご飯を食べる場所もたくさん池袋にはあります(池袋のグルメについて少しだけまとめています。ぜひこちらを参考にしてください)。きっとヒマラヤ杉の大きさとその柔らかな雰囲気に驚くと思います。
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