【東京から北海道 移住】失敗と苦労の体験談⑤ ~秋の暮らし編~

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東京から北海道の田舎町へ移住して初めての秋を迎えました。北海道の秋は、冬に備えて必要なものを買いそろえていく時期で、移住生活が落ち着いた頃に出費がかさむ秋となりました。予想外の出費でまたも失敗です。移住先の田舎町では、8月中旬から早くも肌寒い日があって暖房器具の出番がありました!クーラーではなく暖房を使用して電気代が高くなってしまった夏から秋でした。。。今回の「北海道移住」記事シリーズは、そんな私の秋の北海道での暮らしについて実際の体験を書いていきます。

 

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【 東京から北海道 移住 】失敗と苦労の体験談⑤ ~秋の暮らし編~

 

短い秋

 

北海道の田舎町で初めての秋を過ごしてみて分かったことがあります。それは、前回の「夏の暮らし編」記事で”北海道の夏は短い”と書きましたけど、”北海道は秋も短い”です!! 移住先の田舎町は8月中旬から肌寒くなる日が増えてきて半袖の出番が少ない短い夏でしたが、秋も同じくらい短かったです。

東京では11月上旬あたりが紅葉シーズンのイメージだったのですが、私の住んでいる田舎町は10月上旬~中旬が紅葉をキレイに楽しめる時期でした。例年10月下旬から初雪が降る北海道なので、紅葉を楽しめるシーズンは一瞬です。

10月中旬になると初雪の訪れが近いことを知らせてくれる「雪虫」というものを見かけます。私は聞いたことも見たことがありませんでしたが、この「雪虫」は初雪が近くなると現れる、白くふわふわした小さな虫です。この時期だけに見れる、北海道民には馴染みの深い虫なのです。

秋の訪れが早いため、東京と北海道では1ヶ月の時差を感じてしまいます。

 

冬に備えての出費

 

雪国では冬に備えての準備が必要で出費がかさみます。どんなものを購入したのか紹介していきますね。

 

スタッドレスタイヤ・冬用ワイパー

 

雪国の北海道では、雪道の安全な走行に備えてスタッドレスタイヤ(冬タイヤ)の準備が必要です。11月から本格的に雪が降ってくる北海道では、その前の10月頃からタイヤ交換の時期になります。これまで東京で生活していた私にとって、冬にタイヤを交換する感覚がありませんでした。。。雪国で生活する人たちにとっては当然かと思いますが、またも出費がかさみショックでした。

スタッドレスタイヤ(冬タイヤ):42,000円 ※タイヤ交換費用含む

最初に整備工場で値段を聞いてみると60,000円でした。次にカー用品店へ行ってみると、タイヤ交換費用をつけて42,000円でした。この値段はピンキリで、有名な人気メーカーのタイヤにすると倍くらいになります。私は節約のため一番安い値段のメーカーを選びました。

このタイヤ交換は自分で作業することができ節約になりますが、やったことない場合は頼んだ方が安心です。お店に頼んでも数千円程度です。

 

冬用ワイパー:8,000円

北海道田舎町の豪雪地帯では、ワイパーも冬用に交換した方が安全です。どんどん雪が積もっていき、車のフロントガラスが凍結して視界を遮られます。冬用ワイパーはゴムに覆われていて凍りにくく、雪をふき取りやすくなっています。安全に運転するためには用意しておいた方がよいでしょう。

 

長靴

 

移住先の北海道田舎町では膝くらいまで雪が積もるようなので、長靴も購入しました。私にとって長靴は小学生のとき以来です。本格的な冬になると普段から長靴の生活になるようです。移住先の北海道田舎町では、まだ11月なのに膝下までに雪が積もる日がありました。滑り防止が付いている長靴でないと歩くのに苦労します。

長靴:6,000円

長靴の値段もピンキリで、デザインや機能重視しなければ1,000円くらいで買えます。私は普段でも使用できるように、農作業用の長靴っぽいのは避けてデザイン性のある長靴を選んだので6,000円でした。

長靴を買うために出費するとは思ってませんでしたが、冬用ブーツを買うよりは安いかなと納得することにしました。

 

雪かき道具

 

11月には雪が積もり除雪が必要となる北海道の田舎町。東京にいると信じられないですが、11月には膝下まで雪が積もるのです。これを放置すると玄関や庭には雪がどんどん積もっていくので雪かきをしないといけないのです。

スコップ:2,000円 / スノーダンプ:3,000円

11月に人生初の雪かきをしました。雪を触るとふわふわしていて軽いのですが、雪をスコップで集めるとかなり重くなります。思っている以上の重労働で翌日は筋肉痛でした。

 

灯油

 

移住後の落とし穴編」記事で書きましたが、引っ越し当日に灯油タンクの約半分となる2万円分だけ給油をしました。2万円分の灯油で生活してみたところ、次の給油まで3ヶ月持ちませんでした。。。(灯油タンクは空にしてはいけないので、実際は少しだけ残っている状態で給油しました)これが普通なのかもしれませんが、夏から秋にかけて3ヶ月も過ごせないって高くないですか?!家は二人暮らしでお風呂はシャワーのみで湯船に浸かったこともないのに、、、。電気やガス代は東京の1.5倍高くなったのに更に灯油に費用がかかってしまいました。

灯油:20,000円(移住して約3ヶ月後にタンク半分の量を給油)

これから冬になればストーブを使う頻度が増えて灯油の消費が早くなってしまうので、心配事が増えました。

 

電気代が高い

 

賃貸の部屋には元々ストーブが設置されていることが多いのですが、部屋によってはストーブの設置がないので、温風機を購入しました。この温風機が大失敗でした。9月に寒い日があったのでストーブはまだ早いと思って数日間(1回3時間ほど)使いました。その結果、電気代が2倍に跳ね上がってました。。。。恐ろしすぎます。

おそらく、ストーブの灯油代の方が安く済んだと思います。せっかく購入したのに新たにストーブを買うのはもったいないし、でも電気代高くなるし、、、この先の真冬が本当に心配でなりません。

 

まとめ

 

冬は雪と共に生活していくため雪対策の用具などが必要となり、東京暮らしでは想像もつかない出費がかさんでしまいました。ちゃんと調べておけば分かったことなのでしょうが、これも失敗でした。

北海道は大自然が多くて四季がはっきりしているので、それぞれの季節を楽しむことができます。そこは東京との違いで秋までは大いに満喫できます。しかし、北海道の冬は長いです!日本ではないような桁違いの寒さですので、真冬はどうなってしまうのだろうかと心配です。ちなみに今この記事を書いている12月7日ですが、外の気温はマイナス5℃です。。。

北海道へ移住してから、東京に比べて電気・ガス・水道の公共料金が高くなりました。東京ではマンション住まい、現在は一軒家なのでその違いは大きいと思いますが、それでも高すぎではと感じています。東京に比べて家賃は安くなったものの、それ以外のことに出費がかさむので生活費としては大して節約できていないのが現状です。まだまだ失敗と苦労が続きそうな移住生活ですので、また冬の生活について書いていきますね☆

 

☆【北海道 移住】ある田舎町への移住記録 の別記事

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