元モーニング娘。吉澤被告 有罪判決 懲役2年執行猶予5年

元モーニング娘。吉澤被告 有罪判決 懲役2年執行猶予5年

今年の9月に酒気帯び状態で車を運転し、ひき逃げしたとして、道交法違反と自動車運転処罰法違反(過失傷害)に問われたアイドルグループ「モーニング娘。」の元メンバー、吉澤ひとみ被告(33)。東京地裁(佐藤卓生裁判官)は30日、懲役2年、執行猶予5年(求刑・懲役2年)の有罪判決を言い渡しました。

 

「元モーニング娘。吉澤被告 ひき逃げ初公判で起訴内容認める」の記事はこちら

他の芸能記事はこちらです

 

元モーニング娘。吉澤被告 有罪判決
懲役2年執行猶予5年

 

 

判決と裁判官の言葉について

 

今回求刑が2年で翌日判決という流れでした。まず今回のケースで2年というのは軽い求刑だったと個人的に思います。その代わり、今日の判決では減刑されずに「2年」のままでした。裁判の仕組みが詳しくは分かりませんが、裁判が開かれる前に裁判官と検察、弁護士が揃って話をすると聞いたことがあります。もしそれが本当であるとすれば、おそらくある程度の結論は最初からあったのだと思います。

2年という求刑は軽いですが、判決では減刑せず執行猶予期間も一番長い5年にするということがある程度決まっていたのではないでしょうか? 今回の吉澤被告の事件はかなり悪質であることは間違いありません。それを考慮すれば執行猶予が5年というのも仕方ないことだと思います。

実際に判決では、検察側の提出した証拠がすべて認定されました。判決理由では「被告の呼気から高濃度のアルコールが検出され、被害者の傷害の結果も顔面に傷痕が残るなど軽くない。さらに被害者を救護せず、その場を走り去った。刑事責任は相当重い」と吉澤被告の悪質さが指摘されたが、

①被害者との示談が成立していること

②夫や元所属事務所の関係者からの嘆願書

③被告本人が深く反省している

という点を踏まえ、「深く反省する時間が必要」(佐藤裁判官)と、長めである「5年」という執行猶予付きの有罪判決に至った理由が説明されたようです。さらに佐藤裁判官は判決文を読み上げた後、「過ちを繰り返さないよう、自覚を持って過ごしてください。執行猶予期間の5年を過ぎても、このようなことがないようにしてください」との言葉をかけたそうです。

 

執行猶予(しっこうゆうよ)とは

 

よくニュースで耳にする執行猶予(しっこうゆうよ)とはどういったものか見てみましょう。

 

判決で刑を言い渡すにあたり、犯人の犯情を考慮して、一定の期間(執行猶予期間)法令の定めるところにより刑事事件を起こさず無事に経過したときは刑罰権を消滅させる制度。

引用:Wikipedia

 

例えば今回の「懲役2年、執行猶予5年」ですが、今回の事件に対しての刑が「懲役2年」です。ちなみに「懲役(ちょうえき)」というのは、

 

懲役(ちょうえき)とは、自由刑に作業義務による区分を設けている法制度において所定の作業義務を科すことを内容とする刑罰である。

引用:Wikipedia

 

ということです。要するに刑務所に行って作業をするという刑罰です。ただし今回のように「執行猶予」が付いた場合は、「懲役2年という刑を5年間の間猶予しますよ。もし5年の間、刑事事件を起こさず過ごした場合、懲役2年の刑をなくしてあげましょう」ということです。つまり今回の判決によって、吉澤被告は刑務所に送られることなく今まで通りに外で生活することが許された訳です。

 

執行猶予中に逮捕された場合

 

ではもし仮に執行猶予期間中に再び刑事事件を起こして逮捕された場合はどうなるのでしょうか?例えば吉澤被告が4年10ヶ月後に同じ事件を起こしたとします。そして起訴され裁判となった場合、ほぼほぼ実刑となります。ごくまれに執行猶予が再びつくことがありますが、ほぼないと思ってください。そしてこの時「懲役3年」の実刑を言い渡された場合、今回の事件で言い渡された「懲役2年」もプラスされ、合計「懲役5年」の実刑になるのです。

これはかなりディープな話になりますが、執行猶予が切れる直前に逮捕された場合、多くの人が執行猶予が切れるまで時間を稼ぎます。執行猶予のことを「弁当」と言いますが、「弁当切り」と言って覚せい剤などで逮捕される人たちに多いパターンです。裁判と言うのは1日や1週間で終わるものではありません。数ヶ月に渡って続きます。それを利用して執行猶予期間が過ぎるのを待つわけです。先ほどの例で言えば執行猶予が切れない場合は合計「懲役5年」です。しかし執行猶予が切れれば「懲役3年」で済むのです。2年の違いはとても大きいです。

執行猶予があと半年残っている場合でも、控訴して時間を稼いだりします。傍から見るとズルい方法だと思いますが、法律にもそのような抜け穴があるんです。

 

まとめ

 

昨日も書きましたが、私は執行猶予付きの判決を希望していたので良かったと思っています。思っていたより刑は長いですが、それは仕方ないと思います。執行猶予期間が5年となりましたが、この5年という期間はかなり長いです。普段何気なく生活している5年とは違い、非常に気を遣いながら生活をしなければなりません。実刑を免除してもらえるのですから当たり前のことです。ただ本人にとっては長くツラい時間になることは間違いありません。

吉澤被告は仕事はもちろんのこと、多くの人たちからの信頼も失ってしまいました。信頼を取り戻すのはとても大変だと思います。家族の方も今回の件でかなりプライベートがなくなってしまったかと思います。非常に大変な未来が待ち受けていますが、吉澤さんには頑張ってもらいたいと思います。芸能界であれだけ活躍するには運もありますが当然実力や本人の努力があったからだと思います。その力を今再び発揮し、反省と共にしっかりと幸せな家庭を築いていって欲しいと思います。

 

「元モーニング娘。吉澤被告 ひき逃げ初公判で起訴内容認める」の記事はこちら

他の芸能記事はこちらです

error: Content is protected !!