農業アイドルグループ「愛の葉Girls」メンバーの大本萌景さん 自殺の背景は?

農業アイドルグループ「愛の葉Girls」メンバーの大本萌景さん 自殺の背景は?

2018年3月21日、愛媛県松山市を拠点に活動する農業アイドルグループ「愛の葉Girls(えのはがーるず)」のメンバーだった大本萌景(おおもと ほのか)さんが自宅で首を吊り、16歳という若さで命を絶つという悲しい事件が報道されました。

若い子が自ら命を絶つというニュースは、いつ聞いても悲しいものです。

16歳の女の子が命を絶つまでに、どのような事があったのか?

今回はこの悲しい事件の背景を調べていきたいと思います。

 

2018年10月12日公開「hプロジェクトの佐々木貴浩社長が反論 大本萌景さんの自殺との関連は?」も参考にしてください。

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農業アイドルグループ「愛の葉Girls」メンバーの大本萌景さん
自殺の背景は?

 

 

愛の葉Girls(えのはがーるず)とは

 

2012年12月3日に『「愛」媛の「葉」っぱ役になりたい!』、『農業に光を照らしたい』という思いから、愛媛県を拠点とするアイドルグループとして「愛の葉Girls(えのはがーるず)」の名前でデビューを果たしています。

メンバーは一応5人がメインのようですが、結構変わっているようで研修生などもいるようです。

他のアイドルグループとの大きな違いは、そのコンセプト。

「【歌って】【踊って】【耕す】農業発信ガールズユニット」と、農業に特化したアイドルです。

あまり脚光を浴びる事のない「農業」という分野に少しでも多くの人が興味を持ち、そして「農業」はかっこいいものであるというイメージを持って欲しい。

そして「農業」から愛媛県を盛り上げていく。

なんとも分かりやすく、私としては好感の持てるユニットです。

現在の少子化に伴い、農業の担い手が減りつつある時代において、特に農家の方々にとってはありがたい活動ですよね。

実際に彼女たちも農園で作業をしており、農業のイメージを変えようと頑張っています。

こういう地元密着型のご当地アイドルは、地元で絶大な人気を獲得できるような気がします。

もちろん愛媛県だけで活動しているわけではなく、日本各地へも行っています。

日本にとどまらず、台湾でもLIVEを行ったという記事もありました。

ここまで通算8枚のシングルCDを発売。

これからという時期に今回の事件が起こってしまったようです。

本当に悔やまれます。

事件後、2018年3月23日より一時活動休止していましたが、2018年5月15日から活動を再開。

元々の事務所を離れ、別の会社の下で活動を再開したようです。

 

大本萌景(おおもと ほのか)さんとは

 

では今回、自ら命を絶った大本萌景さんとはどのような方だったのでしょう。

調べてみました。今回は「愛の葉Girls(えのはがーるず)」のツイッターを見てみます。

 

出典:ツイッター  左側がほのかさん

生年月日:2001年10月23日(享年16歳)

出  身:愛媛県松山市

身  長:154cm

血 液 型:O型

趣  味:農業

特  技:とにかく走るところ

長  所:ポンコツなところ

短  所:意地悪なところ

好きな食べ物:ママの作ったオムライス

好きな野 菜:アボガド、アボガド、アボガド

ブ ロ グ:https://ameblo.jp/enoha-honoka

 

「ももいろクローバーZ」が大好きで、アイドルに憧れていた萌景さん。とにかくアイドルになりたいという気持ちが強く、中学2年生の時、「愛の葉Girls」の研修生になり、中学3年生の時にレギュラーメンバーへと見事昇格しました。そして2018年1月には、リーダーに抜擢されています。

そんな彼女ですが、最初は農業に興味もなく、好きでもなかったようです。しかし仕事として農業と関わっていくうちに、次第に好きになっていったと語っています。

ツイッターを見ていると、とても可愛らしく、頑張っている姿が印象的です。

 

所属事務所は

 

愛媛県を拠点に活躍する舞台プロデューサーの佐々木貴浩が代表を務める「hプロジェクト株式会社」が事務所のようです。

2011年6月、佐々木氏がhプロジェクトを設立。正式には「農業生産法人hプロジェクト株式会社」という名称のようです。

「~愛媛のおいしいを全国へ!そして世界へ!~」をスローガンに愛媛県の農業を活性化させる目的で設立し、その中の1つのツールとしてアイドルグループを結成したみたいですね。

普通のアイドルユニットの事務所とは違い、「農業生産法人」という名前からしても、アイドルを育てたいという目標ではなく、あくまで農業の普及活動を中心にしていたようです。

 

佐々木貴浩(ささき たかひろ)氏とは

 

ネット上では、所属事務所の代表である佐々木氏の言動などが大本さんの自殺のきっかけとなったのではないかとの憶測が流れています。

そこでまず、佐々木氏について調べてみました。

 

名前:佐々木貴浩(ささきたかひろ)

生年月日:1968年

年齢:50歳

出身:愛媛県新居浜市

実家:割烹料理店

会社:hプロジェクト株式会社

所在地:愛媛県松山市中野町甲726-2

役職:代表者

HP:http://www.ehime-hpro.com/ (2018年5月下旬時点では、HPを訪問すると下記のように抗議文のようなものが表示されます。他のページは全て見れない状態です)

文春オンラインの記事につきまして
先日、株式会社文藝春秋が運営する文春オンラインにおいて、愛の葉Girlsのメンバーが帰らぬ人となったこと(以下「本件」といいます。)についての記事が掲載されました。
弊社におきましては、故人のご冥福を祈りつつ、弊社に一切の発言を認めないというご遺族の意向から、本件に関する発言を控えておりました。

しかしながら、上記記事において事実ではないことがまるで事実であるかのように書かれており、現在、インターネットや各種SNS上において虚偽の情報が飛び交っておりますことから、やむなく本件に至った事情を説明することに致しました。
上記記事では、弊社の代表佐々木が故人に対して1億円を要求したかのように書かれておりますが、そのような事実はないことを断言させて頂きます。
故人に対しては高校入学に必要な入学金や制服代を貸し渡しましたが、ご遺族からその返金は受けておりません。

現在、亡くなった理由は弊社にあると決めつけた上で、ネット上に脅迫文言や誹謗中傷を書き込んだり、業務妨害を目的とする電話をかけ続けたりという例が相次いでおります。
脅迫・名誉毀損・業務妨害等の違法行為につきましては、現在、警察に相談し、弁護士を通して法的手続をとる様、進めております。
愛の葉Girlsは弊社を離れ、他社において活動する予定となりましたが、変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。
今後何か動きがありましたら逐一皆様へご連絡致します。

hプロジェクト株式会社 代表取締役 佐々木貴浩

お問い合わせTEL:089-948-9960

引用:農業生産法人 hプロジェクト株式会社

色々な情報に目を通したところ、彼は飲食店なども多数経営していたようです。

 

自殺の原因は?

 

ネット上では様々な憶測が流れていますね。

実際、どのような気持ちで自殺という選択肢を選んだのかは、本人しか分かりません。

今の所、遺書のようなものは発見されておらず、公表もされていないのですから。

ただ、色々とネット上の情報を見ていると、私が彼女の立場だったらかなり苦しいだろうというやり取りがありました。

彼女と事務所とのLINEのやり取りです。

彼女はアイドルの仕事のことを考え、通信制の高校に進学しています。学業と仕事を両立したいと考えていたのでしょう。

しかしいかに通信制と言っても、週に2回は学校に行く必要がありました。火曜日と日曜日が登校日だったようですが、仕事のイベントが日曜日に入るとどうしても登校できません。実際にそういうことが多かったようで、彼女は悩んでいました。

そこで彼女は事務所に「学校に行きたい」と相談したようです。

しかし、これに対する事務所の回答がひどすぎる!!!

「お前の感想はいらん。学校の判断と親御さんの判断の結果をそれぞれ教えろ」

こんな内容のLINEが送られてきたら、どう思いますか?

高校1年生の女の子が、自分が所属する事務所からこんなことを言われたら。。。

このような高圧的なLINEは何通もあったようで、登校する事が許可されないことも複数回あったそうです。

そんな娘を心配して、お母様からも事務所に連絡したそうです。そのお母様からの連絡には

「この相談は萌景本人からじゃないと聞けないことになっています」

と、一切取り合わなかったとのこと。

萌景さんには「親御さんの判断の結果を教えろ」と言い、お母様には「本人からじゃないと聞けないことになっています」と。

彼女は未成年です。保護者であるお母様が彼女の代わりに話をする権利は、法律上あるはずです。

それなのに、事務所はこのような対応を続けたようです。

登校する事を許されず、学校を休みがちになった萌景さんは、高校1年の前期だけで4単位を落とし、後期は一度も学校へ登校しなかったそうです。そしてそのまま2017年に退学をしました。そんな状態だったので、学業とアイドル活動の狭間で悩み、追い詰められていたようです。

しかしここで思わぬ提案が事務所からあったそうです。

アイドル活動がしやすいように、通信制から「全日制の高校に入り直すべきだ」という提案です。学費はhプロジェクトが貸すという条件。

しかし彼女は精神的にかなり疲れていたのだと思います。事務所を信用する気持ちも失われていたのでしょう。憧れのアイドルになったのに、現実の状況を考え苦渋の決断を口にします。

「1年半後の契約満了で「愛の葉Girls」を辞めたい」と。

しかし事務所の回答は、

「今の考えのままなら、お金は貸せません」

アイドル活動を辞める人間には貸せないということです。そもそも学校を辞めるきっかけを作ったのが事務所であっても。。。

それどころか萌景さんに対し、事務所からとんでもない請求があったようです。

亡くなった当日、大本さんはある友人に対し、契約違反として社長に1億円を払うように言われたと打ち明けたそうです。

1億円なんて大金、大人だって普通は無理です。

それを16歳の女の子に平然と請求するなんて。。。

もしこれが事実であれば、到底許されることではありません。

そもそも、学生の本分はなんなのか?

ましてや、本人が学校に行きたいと言っているにも関わらず。

本来アイドルを預かる事務所は、学業と仕事の両立を考えてあげるべき立場でしょう。

ビジネスの世界に未成年の子供を引っ張り出し、お金のために利用する。

子供たちは奴隷のように扱われ、人権の侵害を受ける。

大切な事は、子供にも権利があり、それを主張する権利だってあるということです。

事務所はそういった声に対して、真剣に耳を傾ける義務があるのではないでしょうか?

もちろん全てのアイドルがこのような状況にあるとは思っていませんが、アイドルブームの陰でこのような悪質な事務所があることは知っておくべきですし、社会として許してはいけないと思います。

今回の彼女の死が、こういった問題を白日の下にさらすきっかけになってくれることを切に願います。

 

まとめ

 

今回、事務所側は、一連のネット上の書き込みに対し、事実無根であり、法的対処も辞さないとの見解を示しています。

確かに、実際どこまでが事実で、どこからがデマなのか分かりません。

良くも悪くもネット社会においては、こうした事態が多いのが現実です。

安易にネットの情報を鵜呑みにするのではなく、自分自身のフィルターで情報の取捨選択をして欲しいと思います。

あとは警察がしっかりとした捜査をして、事実を明らかにしてくれるのを待つだけです。

ただ今回、16歳のアイドルの女の子が自ら命を絶ったという事実。

そこまで追い詰められていた彼女の周りには、必ず何かがあったこと。

その真相が究明され、公になるのかならないのかは分かりませんが、もし彼女を死に追い詰めるようなことをした人間や何かがあったのなら、決して許されないということ。

以上のことだけは忘れないで欲しいと思います。

萌景さんがせめて天国では全ての悩みから解放され、心から笑っていることを願わずにはいられません。

大本萌景さんのご冥福をお祈り申し上げます。

 

追記(2018年10月11日)

 

本日新しい動きがありました。大本萌景さんのご遺族が、東京都内で会見を行いました。その中で、大本萌景さんが所属していた「Hプロジェクト」の代表取締役社長らに対し、総額約9200万円の損害賠償を求める訴訟を起こすことを正式に表明しました。12日に松山地裁に提訴するそうです。

いよいよ裁判になるんですね。この後どうなるかは分かりませんが、真相が明かされ、正しい裁きが下ることを願うばかりです。

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